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お墓参り

2018年に大事な人が亡くなりました。

2019年5月になってやっとお墓参りに。

場所はカンボジアのコンポンチャムという街です。

お墓参りの前日、ぼくは一人で歩くことにしました。

日が沈み辺りが暗くなり始める頃、ぼくは一人でメコン河にかかる橋「きずな橋」を渡って向こう岸へ。

橋の上から眺めるメコン河。前回は二人で一緒に見たこの河も今回は一人で眺めることに。

メコン河は昔と変わらず雄大で静か。

次の日、お墓のある実家へ。

久しぶりに会う両親は優しく出迎えてくれました。

お母さんはずいぶんとやつれてしまったなぁ…

想い出の詰まった部屋へ案内されると、そこには2年前と同じベットに置物なんかも。

もう逝ってしまって1年以上も経ったとはまだ実感できない。

まだそこにいるんじゃないのか?

って思ってしまうほど、リアルな生活感を感じたんです。

お母さん、話しているうちに泣き出して、ぼくはそれを見るのも辛かった。

やっぱり親より先に子どもが死ぬって悲しいよ。

正直、ここに来る前は「このお墓参りがぼくにとっての一つの区切り」と思ってたんです。

でも、やっぱり違うな。

あの人はずっとぼくの中に生き続けるし、またここに会いに来たくなったよ。もちろん両親にもね。

決して忘れない。

ぼくも前向きに生きていこうと思う。

Be Strong

あの人はずっとぼくにこう言い続けてた。

前向きに強く生きていきます!


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