心が沈んだ時は上を見よう

心が沈んだ時、身体も縮こまって硬くなっている。うつむいて胸が圧迫されているから呼吸が浅くなる。息が苦しいから、また心も苦しくなる。心と体はつながっている。

心が沈んでいるなと気づいたら、上を見よう。背を伸ばそう。そしてゆっくり深呼吸をしよう。首を回してこりをほぐそう。思いっきり背伸びして身体をほぐそう。身体がほぐれれば、心もほぐれる。

そうしたからって、現実がぱっと変わる訳じゃない。一瞬で悪夢から覚める訳じゃない。でも、なんか心が軽くなる気がする。ちょっと元気が出た気がする。もうちょっと頑張ろうかなって気になる。もう少し前に進めるような気になる。ちょっとやってみて。どう?身体が硬くなってなかった?

身体を動かせない時は、上を見るだけで良い。外にいるなら、空を見上げよう。それだけで、ちょっと気が紛れる。少しだけ、心が軽くなる。もう少しだけ前に進もうという気が起きる。その少しが、現実を変えていく。ぼくは、そうやってつらい時期を乗り越えてきた。

せっかく心が軽くなっても、すぐにまた沈み込むかも知れない。でも、そんな時はまた上を見よう。身体をほぐそう。心が沈んだなと気づいたらちょっと上を向く。そんなささやかな習慣を付けよう。

良い気分でいること。理想の現実を思い描くこと。思い続けること。それが、大事みたい。希望は、大事だよ。希望がないと、しんどい。耐えられない。希望があるから、今を乗り越えようと頑張れる。希望は、大事だ。一つの希望がだめになっても、また別の希望を作ろう。希望を持ち続けよう。

そして、心が沈んだ時は上を見よう。

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