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「みつばち高校生」を読んで

今年も、家庭菜園を始める時期を迎えました。でも、種まきや苗を植えるのはもう少し先。今、畑には姫踊り子草やハコベ、オオイヌノフグリなどが咲いています。

そろそろクマンバチが飛び回り、いろいろな虫がやってきて花の蜜を吸い始めます。そんなわけで、図書館で「みつばち高校生 富士見高校養蜂部物語」という本を見つけたので、ちょっと受粉をしてくれるミツバチについて勉強しようと思って借りてきました。

高校生がミツバチを飼う様子が書いてあるだろうから、やさしくミツバチについて学べるだろうなと思って読み始めましたが、中身は養蜂を通した高校生の成長物語でした。実際の話です。

思ってたのと内容は違いましたが、高校生の努力する様子、成長の過程を読んでいて、感動して涙を流してしまいました。年を取ると、あっちもこっちも涙腺もゆるんじゃって、なんともないようなことでもぐっときて涙が出てきます。しまりのないことです。

著者の森山あゆみさんは脚本も書いてらっしゃるとのことで、その臨場感ある引き込まれるような文章で、登場する高校生と一緒に緊張したり感動したりしてました。たまたまですが、良い本と出会いました。

そうそう、自転車に乗ってふらふらしてたら、初めて分蜂(ミツバチの巣分かれ)を見ました。養蜂の巣箱の近くの木の枝に、ミツバチが塊を作っていました。本の中では、この状態の時は塊にそっと手を入れても刺されないと書いてありましたが、無論やりません。素人がやるものではありません。

この本を読んでいたので、初めて分蜂に気がついて見ることができました。ミツバチは面白いです。

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