見出し画像

オーストリア🇦🇹ワーホリ奮闘記 Vol3.ロックダウンに気付けなかったあの日。そしてリベンジ

こんにちは、オーストリア大好き❤️ Masamiです。
インペリアルトルテのオレンジを予約しました🍊楽しみ!

vol1. コロナ禍のワーホリで得たもの
Vol2. 決断のとき。渡航するか止めるか、それが問題だ。
Vol3.ロックダウンに気付けなかったあの日。そしてリベンジ 💎 今回💎

今回は、1回目のロックダウンで失敗したお話をします。

失敗=滞在が難しくなって、たった1ヶ月半で帰国

最初は、ニュースをチェックしていなかった

感染の拡大状況や日々更新される規制の内容については、外務省や在京オーストリア大使館に掲載されている、和訳された情報をチェックしていました。

しかし、掲載されるのは、原語で発表されてから概ね1日後、つまり1日のタイムラグがある状態でした…。

ロックダウン当日

J.シュトラウス博物館の建物

いつも通り、ウィーンを観光しようと、J.シュトラウス博物館に向かいました。

どきどきしながらブザーを押すと、おじさんが出ました。

「今日は休みだよ」

えーーー???!

今日は営業日のはずだけど…?

Free Wifiがある近くのレストランに入り、それっぽい情報を探す。

すると、今日からハードロックダウンとのこと。(スーパー、薬局、郵便局以外の全ての施設が閉まる)

なんと!!

1日のタイムラグでこんな目に遭うとは…

この時、一次情報をチェックする重要性をもろに感じました。

ちなみに、全てのレストランも、この日を持って当面お休み。
揚げてないシュニッツェル。美味!

この後、トラブルが重なり帰国することになるのですが、その話はvol.5で😅

リベンジ

一次情報のチェック

そこで2回目の渡航時は、ほぼ毎日、現地のORFというテレビ局のサイトでニュースを確認しました。

日本でいうNHKでしょうか。

Google翻訳で日本語に訳して、なんとか大枠は理解できる、という感じでした。

オーナーとのコミュニケーション

さらに、AirBnBのオーナーとも密にコミュニケーションを取っていたので、重要な情報が入ってくるようになりました。
(1回目の時は、Booking.comで部屋を借りただけ。オーナーとチャットはできたが、対応はあまり良くなかった)

「今週、どこどこに行く予定なんです〜」って話をしたら、
「そこの町はクラスターが発生したばかりだから止めた方が良いよ!」と教えてもらったこともあり、非常に助かりました😓

情報が入ってくる環境を作るのって大事

結果

先手を打って、1ヶ月長く滞在することができた

リンツの広場

事前にロックダウンの情報を入手したため、先手を打ち、1ヶ月間長く滞在することができました。

具体的には、秋からのロックダウンでまた観光目的での宿泊が不可になるとのことでした。
ただし、規制の条件として、いついつまでに既に予約されている分について宿泊可能、ということになっていました。

そこで、先にAirBnBでリンツの宿を予約し、ロックダウンが始まる直前にグラーツから移動したのでした。

リンツァートルテ
杏ジャムのクッキー(クリスマス菓子)を手作り

リンツではケーキをテイクアウトしたり、教会を回ったり、自炊したり現地のドラマを観ながら、ロックダウンが解除されそうか様子を見ていました。

結局、クリスマスマーケットの禁止が発表され、演奏会もやっていないし、やりたいことができないと判断し、帰国することにしたのでした。

AirBnBオーナーや同居人と仲良くなった

2回目の滞在は、ザルツブルクから始まり、インスブルック、グラーツ、リンツそれぞれに1ヶ月ずつ滞在しました。

いずれもAirBnBで予約したのですが、オーナーさんと話すことも多く、仲良くなりました。

ザルツブルクのオーナーさんは台湾の方で、娘のように可愛がってくれました。ちなみに娘さんは、オーストリアと台湾のハーフ。
一緒にご飯を食べたり。離れる前日には地元のレストランでご飯をご馳走してくれました。

ザルツブルクの地元のレストラン

さらに、出発当日は結局駅まで車で送ってくれるという嬉しい体験。

インスブルックの宿のオーナーさんは10歳ほど年上のアメリカ人で、かなり意気投合し、ほぼ毎日おしゃべりしてました。仕事の話、恋愛の話などなど。

ベランダでバーベキュー。後ろに見えるインスブルックの山。

ネイティブイングリッシュでマシンガントークされると聞き取れないこともあるのですが、嫌な顔せずにもう一度話してくれました。(人と話すのが好きなんだろうなー)

グラーツでは、オーナーと同居かと思ったら、別のお客さんとの同居で、向こうはカップルで泊まっていて、最初は戸惑ったのですが、彼氏はすぐにいなくなったので一安心。彼女の方はドイツから来た学生さん?で、一度就職したけど、薬学系の大学?に通っていて、こちらで家を見つけるまでの一時的な滞在だとか。

彼氏の方がドイツの仕事を辞めて、オーストリアで仕事を探すと言っていました。日本だとなかなか聞かない話だなと思いました。

お互いにシャイで彼女さんとは挨拶くらいしかしてなかったのですが、一日だけご飯を食べながらたくさんお喋りした夜がありました。
文化の違い(タトゥーやチップ)についてたくさん話してとても楽しかったです。とてもスマートな方なんだなと思いました。

おわりに

一度は失敗したものも、どうやったら滞在を続けることができるかを考えながら試行錯誤しました。
副産物として、帰国してからたまに連絡をとるお友達もできました。

諦めずに、できることをやる。

自分が納得するまで続ける。

(仕事でも同じことが言える…)

これらの重要性を肌で感じたワーホリでした。

さて、次回は箸休め会です。半月でウィーンを巡りまくったお話をします。
お楽しみに〜♪

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!Wiedersehen!
「スキ」していただくと、とっても励みになります。


この記事が参加している募集

振り返りnote

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?