新年度が始まった。僕は風邪をひいていた。この日に風邪をひくって一度もなかった気がするのだが、体調に不安があるくせに3月末は色んな人に会いまくり、それはそれでとっても楽しくて大事な事だと思ったのだけれど、疲れというものは後からじわじわやってくるのだと、シリーズ終盤の中継ぎ投手のような心境になった。

最近頭の中の雑音がうるさい。
ざっざっ、と定期的に音がなって滅入ってしまう。このざっざっ、という音は鬱の人はみな経験しているのだろうか。わからないけれど、ざっざっ、きっとそれぞれの辛さをもっているのだろう。僕はその鬱憤を文字にできているのだから、きっと他の人よりはマシなのだろう。それでも自分の辛さっていうのは、どこまでいっても自分しかわからないもので、他人の辛さもまた同じなのだ。
だからそっと見守ってほしい、という願いは一致しているだろう。
この体調の悪さもエイプリルフールであればいいのにとおもってしまう。
『風の歌を聴け』の鼠のように、嘘だと言ってくれないか？と思わず口にしてしまうのであった。

日記をこれから可能な限り毎日投稿する。そうでもしないとサボるから。ではそもそも何のためなのか。それは後になってみないとわからない。ただやってみたいから、それだけだ。なんだってそうだろう。これは意味があるの？役に立つの？という短絡的な意見にかき消されてしまったかけがえのない、大切なものたちに哀悼の意を表する。