森竹ひろこ(コマメ)

「コマメ雑記帳」にようこそ。最弱の仏弟子コマメ=森竹ひろこが、仏教とか瞑想とかマインド…

森竹ひろこ(コマメ)

「コマメ雑記帳」にようこそ。最弱の仏弟子コマメ=森竹ひろこが、仏教とか瞑想とかマインドフルネスとか、その周辺のことを書きなぐっているようですよ

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  • 「学び合いの部」まとめ

    は瞑想の継続と理解を目的に、毎回テーマを決めて学び合う会の発展的まとめを掲載します。

最近の記事

【報告】プラムヴィレッジ・マインドフルネス日本ツアー2024 Being Peace 「マインドフルネスの実践と智慧」

 「あなたが真に幸福なクリスチャンであるとき、あなたは仏教者でもあるのです」 ティク・ナット・ハン師  来日されたプラムヴィレッジ僧侶団が、広島の修道院でマインドフルネスの実践をシェアする機会があるという。   会場の「イエズス会聖ヨハネ修道院 黙想の家」は、キリスト系の建物にしては珍しく和風建築で、会場の聖堂も和室だった。建設された1938年ごろは戦時色が濃くなり、安芸門徒や近辺の建物との調和に配慮して、和風を基調とした建物になったそうだ。  シスター・リン・ニェム

    • 【報告】ベトナム大恩寺のティク・タム・チー住職と、注目の新人映画監督・藤元明緒さんの対談を行いました

       先日、サンガ新社の企画で、ベトナム臨済宗大恩寺の住職、ティク・タム・チー尼僧(以下、敬愛を込めてタム・チーさんと呼ぶ)と、注目の新人映画監督の藤元明緒さんによる対談が行われた。  対談場所の大恩寺(埼玉県本庄市)は、技能実習生をはじめ困難を抱えたベトナム人たちの駆け込み寺としても知られる。タム・チーさんは一時保護や相談、食糧援助、帰国やビザ申請などの支援、日本で命を落とした人(職場での事故死や、自死の割合は、本国に比べてとても多いそうだ)の葬儀や家族のケアなど多岐にわた

      • 【報告】タイのスカトー寺から来日 スティサート師とサンティポン師の「講演&瞑想の会」

         2月17日土曜日の午後、タイから来日中のスカトー寺の副住職スティサート師とサンティポン師の「講演&瞑想の会」が都内のせたがやがやがや館で開催され、取材を兼ねて参加した。  5年ぶりにお会いするスティサート師は青年の瑞々しさはそのままに副住職としての貫禄もうかがえるように、サンティポン師はますます円熟みが増し、お顔を拝見するだけで心が安らぐ。  大きな会場は気づきの瞑想実践者が集結して満員に。私の知人だけでも東北から北陸、東海、関西、そして中国地方と全国各地から参加されてい

        • 「平和 のための断食、悔い改め、祈りの日」に紹介した言葉(慈悲や平和に関する名言)をまとめました

           ローマ教皇フランシスコが10月27日(金)を「平和 のための断食、悔い改め、祈りの日」とすることを発表 。私もこの日は果物断食(果物以外の固形物を食べないスタイルの断食)をするとともに、9時〜21時まで1時間に1回、聖職者や識者の慈悲(愛)や平和に関する名言をX(旧ツイッター)に投稿しました。  その関連投稿への「いいね!」が累計500!を越え、「勉強になった」「言葉の力を感じた」などのコメントや感謝の言葉をいただき、反響の大きさに驚いています。  これも、今の世界状況を

        【報告】プラムヴィレッジ・マインドフルネス日本ツアー2024 Being Peace 「マインドフルネスの実践と智慧」

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        • 「学び合いの部」まとめ
          2本

        記事

          「学び合いの部 瞑想を継続していく工夫」発展的まとめ(23年1月29日開催)

           23年1月29日に開催した「おさらいと学び合いの会」の後半「学び合いの部」のテーマは「瞑想を続けていく工夫」でした。  noteでは時間などの関係で紹介しきれなかった参加者の声などもふくめて、発展的にまとめていきます。また、ガイド担当の森竹の発言の加筆や、前半の「おさらいの部」の内容も一部取り上げています  「おさらいと学び合いの会」は、「おさらいの部」と「学び合いの部」の二部構成になっています。  「おさらいの部」は、前月に開催された「実践!アーナーパーナ・サティ講座」

          「学び合いの部 瞑想を継続していく工夫」発展的まとめ(23年1月29日開催)

          「学び合いの部 (瞑想時の)座り方」発展的まとめ(22年11月27日開催)

          2022年11月27日に開催した「おさらいと学び合いの会」、その後半「学び合いの部」のテーマは「瞑想時の座り方」でした。 会では紹介しきれなかった参加者からの声や質問なども含めて、発展的にまとめてみました。(ガイド担当森竹の発言の加筆や、おさらい会の内容も一部取り上げています) 「おさらいと学び合いの会」は、「おさらいの部」と「学び合いの部」の二部構成になっています。 「おさらいの部」では、前月に開催され「実践!アーナーパーナ・サティ講座」(隔月開催、指導者:プラユキ・ナラ

          「学び合いの部 (瞑想時の)座り方」発展的まとめ(22年11月27日開催)

          村上光照老師の言葉を伝えるということ

          先日、伝説の禅僧といわれる、村上光照老師の庵を訪ねた。 老師の言葉は、あっちに行ったきりの人のストレートな言葉だ。現在の禅僧の中には一旦あっちに行って戻って来て、こちら側の人にも理解できるように、言葉を練って理論的に伝える方や、坐禅だけでなく他のワークも取り入れて伝える方、慈善活動などの行動を通じて伝える方もおられる。そういった方々は本当にありがたい存在だ。修行が中途半端な凡夫の私には、そのようなガイドがあるからこそ、この道を歩いていける。とはいえ、あちら側の言葉をストレー

          村上光照老師の言葉を伝えるということ

          寛容と理解というワクチン

          朝、コラムニストの山田スイッチさんのFBの投稿を見て、ハッとした。 山田さんは、コロナワクチンを打つことも、打たないことも、どちらも選ばないでしばらく様子を見ることも、否定しなくていいと言う。 「それは、自分が選んで、 自分が全責任を請け負うという 人生そのものだから。 人の人生を尊重する、という点において コロナワクチンをどうするかは その人の人生で決めることであって人が何か言うべきものでは ないと思うんだドグ。(●´ω`●) 」 「選ぶということには、

          寛容と理解というワクチン

          出世間の「どちらでもいい」と、世間の「どちらでもいい」

          何度かツイッターで見かけて気になっていた詩が、今朝もタイムラインに流れてきた。6万5千もの「いいね」がされている。 以前読んだ時と同じように違和感や息重苦しさを感じたので、その反応の奥を覗いてみた。 どうやらこの違和感は、作者は「どちらでもいい」とタイトルで掲げながら、「本音を話せる友達がいること」「幸せに過ごすこと」「自分に合っている家に住むこと」……「夢を叶えること」「本当に後悔のない人生にすること」といった価値観をよしとしていることからきているようだ。 これらは現代

          出世間の「どちらでもいい」と、世間の「どちらでもいい」

          【コマメ雑記帳】ニャーナラトー師「4月のお話と瞑想の会」 自分も含め誰もジャッジせず、ありのままに受け止める姿を、自ずと示してくださったことなど

          昨日(4月4日)はアチャン・ニャーナラトー師と英国アマラーワティー僧院とネットで繋がり、月例会「4月のお話と瞑想の会」(テーマ:マイ・ネー 定かでない)を開催。 質疑応答では、参加者から事前に届いた親子関係に関する質問に3つ、続けて答えられた。 親との関係でアダルトチルドレンになった人、深刻な問題を抱えた子供の親としての戸惑い、子供と親(子供の祖母)との間に立った葛藤……それぞれ立場は違うが、どなたも深い苦悩を抱えているのが、文面からも伝わってくる。 師は回答をする中で、親

          【コマメ雑記帳】ニャーナラトー師「4月のお話と瞑想の会」 自分も含め誰もジャッジせず、ありのままに受け止める姿を、自ずと示してくださったことなど