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スターウォーズ・フォースの覚醒 J・J・エイブラムスの職人芸

新シリーズのプロローグを滞りなく全う

ウォルト・ディズニーによる新たなシリーズとして、ちゃんと期待に応える面白さ。
さすがJJエイブラムス。
ハリウッドが金と人を惜しみなく使い、マーケティング的に映画を作れば全世界の期待に応えるこれだけのものが作れるという事。すごい事だ。

逆に言うと期待を裏切るほどの新しい驚きや面白さはないという事。
なので職人芸。

新しいヒロインのレイ

ヒロイックファンタジーの要素が新しい


新しさでいうと、森の中での決闘や荒れた海に囲まれたヨーロッパを思わす島などヒロイックファンタジーの要素が強く出ている事。

前作までのキーになる登場人物の登場と新作シリーズの人物の紹介。
名シーンやメカ類の引用や再登場など前作ファンがニヤッと喜ぶお約束。

スターウォーズシリーズはすでに完結しているので、新たな技術と出演者によるリメイクの位置付けなのかもしれない。
それくらい旧作の流れに似ている。

新シリーズの悪役はカイロレン


「ちょっと、こんな古臭くて紋切り型の設定は幾ら何でも無いんじゃない」と思ったのは、悪の象徴=ナチスドイツ、それに対抗する善=レジスタンスて、いつの時代の映画なのか?
ちょっとは新しいイメージを提案してほしい。

まあ、ひとまず役者は揃い、プロローグは作りました。
次回にご期待を!
という役割をJJエイブラムスは全うしました。
さすがです。


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