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全ては好み通り

全ては自由なので、
好みの人生を生きることができる。

「今の自分」「自分の人生」は、
それが完全に「自分の好み通りである」ということに、
気づいていないことが多い。

「いや、今の現実は全然好みじゃない」
「こんな人生嫌だ」
と思っていても、その「嫌だ」も含めて「自分の好み」になっている。

例えば。
休日に映画に観に行く。
映画館に着くと、たくさんの映画を上映している。
「アクション」
「コメディー」
「ホラー」
「サイコスリラー」
「ラブロマンス」
ジャンルも色々。

貴重な休日に、貴重なお金を支払って、

人が残虐に殺されるような映画を選んで観たりする。
非日常。スリル満点。決して快適ではないけど観たい。クセになる。
または「こういうものも目を背けず観なければいけない」とか・・

これは良い悪いの話ではない。
「自分はそれが好み」それ以上でも以下でもない。

同じようなことを人生でもしている。

貴重な命の時間と、貴重な自分のエネルギーを使って、

ホラーみたいな人生を、サイコスリラーみたいな人生を選んでいる。
「波乱万丈の人生」
「苦労続きの人生」
「被害者の人生」
こんな人生を選んでいる。

これも良い悪いではない。
「自分はそれが好み」それ以上でも以下でもない。

いつも悩んでいる人は、
「悩んでいたい」

いつも怒りを感じている人は、
「怒っていたい」

いつも悲しみを感じている人は
「悲しんでいたい」

それこそが人生!
人生なんてそんなもんでしょ!
平穏な人生なんてつまらない!
ハッピーハッピーな人生なんて薄っぺらい!
苦労して乗り越えてこそ器が大きくなる!!

それを「真実」だと信じている。


自分の内側を深く見て行ったら、
全く違うものを望んでいるかもしれない。

その奥にある、本当に信じていることは何か。
「こうありたい」と願っていることは何か。


ヨーガとは、対象物と強くつながり続けること。
マインドを落ち着かせ、よく観ること。

自分が何をつながる対象物として選んでいるのか。

そのホラー映画のような”恐ろしい”人生でいいのか。
サイコスリラーのような、”ハラハラした”人生でいいのか。

ハッピーで、登場人物がみんな良い人で、
美しくて、楽しい映画のような人生だって、ある。

今自分が見ている映画(人生)はどんなものか。
自分が何を選んでいるのか。

今見ている映画(人生)に嫌気がさしたら、
その映画を見るのを今すぐやめて、違う映画を選ぶだけで、
とても簡単なんだけど、

映画を夢中で見てハラハラ!ドキドキ!苦しい!悲しい!と楽しんでいる時は、気づくのはとても難しいものです。


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