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読書記録 2022年1月

昨年は仕事が忙しいのを言い訳にして、読書は後回しになっていました。今年は記録を残すことで読書のモチベーションを上げていきたいと思います!

それでは早速、今月読んだ本、いってみよ〜!

1. 書く仕事がしたい 佐藤友美

2022年の1冊目は、こちらの本でした!

フリーランス2年目に入り、この先もライター、編集者としてお仕事を続けていきたいと思っている。
そのために必要なのは文章力だけじゃないな、というのは何となく感じていたけれど、じゃあ何が必要なのかは具体的にまだイメージできていなくて。

この本は、表紙にも書いてある通り文章術の話は出てきません。
でも、これから書く仕事をするなら、絶対役に立つ内容です。
書く仕事の種類、必要な準備、マインドなど。この視点で書かれた本は今まで見たことがないと思います。
この本は企画の時点で成功しているな〜、いつか私もこれだ!と思う企画立てて本を執筆してみたいな〜、なんてワクワクしながら読みました。

「書くことは本質的にどえらく恥ずかしいことですよ(p.42)」
「プロのライターになれるかどうかの境目(p.45)」
「シームレスな時間を過ごしたくて、書く仕事を選んでいる(p.84)」

などなど、共感する文章がとてもたくさんありました。

2. 苦しかったときの話をしようか 森岡毅

USJ、丸亀製麺、西武園ゆうえんちなどを次々と復活させてきたマーケター森岡毅さん。林先生の初耳学で「現代最強のマーケター」と紹介されたインタビューを拝見し、この方の考え方に魅了されました。

この本はマーケティングの本ではありません。森岡さんが、就活を控えた大学生の娘さんに向けて書いたメッセージが元になっています。

自分の強みをどう知るか?
自分をマーケティングするとは?
弱さとどう向き合うか?

会社員でもフリーランスでも、これからのキャリアに悩んだときに読みたい、人生のガイドブックといえる本です。

3. 現場で使えるweb編集の教科書 withnews+ノオト+Yahoo!ニュース

ライター向けの本はよく見かけるけど、編集(しかもWeb編集)の本ってあまり見ないな、と思って読んでみました。

大手メディア、超人気メディアが何を目指しているのか、どのようにコンテンツを作り上げているのか、編集者は何を大切にしているのか。様々な視点からの実践的な話が盛りだくさんな本でした。

メディア作りって面白いな〜〜〜!

4. マジ文章書けないんだけど 前田安正

ライター・編集者と名乗ってはいるけど、実は正確に文法を把握しているというより、感覚で書いている(添削してる)ところもありまして。
助詞や副詞の使い方とか。読点の打ち方とか。難しくないですか?

この本は、主語と述語の考え方から、文の構造、分かりやすい文章の書き方が一通り学べます。
文法から入るといっても、この本は全体がストーリー仕立てになっているので簡単に読める!しかも、文章をどのように直すといいのかbefore、afterで示してくれるのも分かりやすい!
演習問題もあるので、実践しながら文章術が身につきます。

いや〜、ほんと意外と理解していない部分が多かった…。

5. そして、バトンは渡された 瀬尾まいこ

映画化されて話題のこちらの本。
ずっと積ん読になっていたので、この機会に読みました!

様々な理由で、何回も育ての親が変わってきた女子高生のお話。
そう聞いていたので、もっと悲しかったり暗かったり、重いストーリーかと思っていました。

でも、読んでみたら全然違う。
親が変わりながらも、淡々と進んでいく日常。
血縁関係のない父親との、穏やかな生活。
こんな境遇なのに不幸ではないことを困っている主人公。

いやいや、こんなうまくいくはずがない、現実的じゃないと思う人もいるかもしれません。
でも、人との縁が急に、またはいつの間にか切れてしまうことがある。
その縁は、また繋がることもあれば、二度と繋がらないこともある。
それでも、淡々と、毎日は続いていく。
なんだか私にはこの部分がとてもリアルに感じました。

ちなみに映画はまだ見ていないのですが、原作を読みながら映画のキャスティングが神がかってるな〜!と思いました。

田中圭の森宮さん、永野芽郁の優子、石原さとみの梨花、すっごくハマり役だろうな。

6. わたしの美しい庭 凪良ゆう

こちらは話題になっていたのは知っていたけど、あらすじを全く知らずに買った本。

偶然にも、この小説も血縁関係のない父娘が主人公でした。
父娘と、その周りを取り囲む人たち。
いわゆる「普通」からズレてしまい、苦しんだり踠いたりしながら自分を受け入れていく。
誰かが考える「普通」ではなく、自分たちなりの生き方を見つけていく姿がとても印象的でした。

家族って何だろうな。
幸せって、なんだろうな。
そんなことを思いながら読みました。

とても優しい物語です。

7. 鎌倉殿の13人 前編 

「先生〜!雑誌は読書に入りますか〜?」

というバナナはおやつか的な質問が聞こえてきそうです。
これは歴史の勉強も兼ねているので読書と言わせてください!

三谷幸喜が脚本で平安〜鎌倉時代。もう絶対面白いよ今年の大河…!
というわけで、真田丸ファンとしては楽しみにしていたわけです。

しかしながら私、この時代の知識って上田倫子先生の『リョウ』(1995年〜マーガレットで連載)以来更新されていないことに気付きました。

ちゃんと予習して、鎌倉殿を200%楽しまなくては!!
ということで、まずは公式ガイドブックを購入。
この義時のビジュアル、とてもいいっ!

ちなみに『リョウ』も名作なんですよ…。現代に生きる女子高生が実は源義経で、迎えにきた弁慶と一緒に平安時代にタイムスリップして様々な困難を二人で乗り越えていくお話。(簡潔に書いたら何のこっちゃ)

この漫画を読んだおかげで、平維盛とか木曽義仲とかの名前を知ったし、今でも覚えている。漫画の力ってすごい。

8. FUDGE

「先生〜!雑誌は読書に入りますか〜?」(その2)

ファッション雑誌は読書に入るか?
これは先生からNGが出そうですが、無理やりカウントしちゃいます。
今月号のFUDGEの特集が好みすぎました。

写真がどれもオシャレなので眺めているだけで楽しい〜!
お休みの日にゴロゴロしながら好きな雑誌のページをめくると、なんか優雅で幸せな気分になれますね。

*2022年1月は8冊でした*

今月読んだ本の内訳です。

仕事に関係する本…4冊
小説…2冊
雑誌…2冊

仕事に関係する本は昼間の空いた時間、小説や雑誌は夜、という読み方をしているので、だいたい2、3冊を並行して読んでいます。
あ、今月は珍しく漫画を読んでいない!
読まなきゃ。(謎の使命感)

さて、今回、初めて読書記録を書いてみました。
お正月休みがあったから結構読めたのですが、来月はどうなるか…。
もし来月は1冊とかでも、どうか生暖かい目で見守ってください。

それでは、また!


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