見出し画像

2019年は『楽しく働く』が普通な社会にしませんか?

皆さん、あけましておめでとうございます。
昨年末より始めたnote。今年はインプット以上にアウトプットを意識したいと思います。

新年1発目は、今年の抱負について。

2019年、『楽しく働く』が普通な社会にしたい。

2018年は、エンゲージメントエンプロイーエクスピリエンスという概念、ティールやホラクラシーといった組織形態が非常に注目を集めた1年でした。

経産省の健康経営の認定にもエンゲージメントの調査有無が項目として追加され、厚労省が推進しているストレスチェックでもエンゲージメントの内容が推奨されていたりと、国全体としても『働き方』から『働きがい』に注目が移ってきているように感じます。

そもそも仕事ってつまらないものなのか?

日本人の良いところでもある勤勉性。農耕民族である日本人にとって、生きるためにはサボらずに農作業を行うこと、また村の人達と支えあうこと(協調性)が非常に重要でした。

そういった文化が影響しているのか、今の日本には、仕事とは大変なもの。でも我慢してコツコツやらないといけないもの。という印象が強い。

本来仕事という言葉は、

何かを作り出す、または、成し遂げるための行動。

という意味を持っています。仕事って本来は素晴らしいものです。

誰かに席をゆずったり、落ちているゴミを拾ったり、誰かから感謝報酬を得られる活動には、とてもやりがいを感じる。
それなのに、何かを作り出す、成し遂げるための仕事を通しては直接だれかに感謝報酬を得づらく、やりがいを感じづらい。

加えて、自分の仕事が何を作り出しているのか、成し遂げるのか理解できていない。そんな状況も、働く=つまらないものになっている理由かもしれません。

なぜアスリートやアーティストはかっこいいのか?

紅白で歌うバンドやアーティスト、W杯で奮闘したサッカー選手、LIVE AIDで歌うフレディ。

みんな同じ仕事なのに、何故か彼らはキラキラしている。そして自分達とは『違う仕事』をしているように感じる。

彼らの仕事は、自分たち含め観客を熱狂させます。心が躍ります。
そして本人達は何かをかけて没頭しています。勝利や最高の音を鳴らすために。

でも、僕たちの仕事も同じではないでしょうか?

誰かを熱狂させるために、少しでも社会を豊かにするために、なにかを創造しているはず。

エンゲージメントが高いチームを『DIO』で取材をさせていただきましたが、みんな活き活きしていました。

アーティストもアスリートも僕達ビジネスマンも『仕事』の素晴らしさ自体に差がないとすれば、取り組む姿勢や捉え方を変える必要があります。

『楽しく働く』とはなにか?


僕は、楽してお金を稼ぐ=楽しく働くと定義したい訳ではありません。
また規制やルールをゆるくして、働くのが楽な状態にしたい訳でもない。

先程例に挙げたアーティストやアスリートのように、高い目標を掲げ、仲間と熱中し、没頭している。そういう状態をビジネスマンも体現している社会にしたい。

仕事や会社の愚痴を居酒屋で言うのではなく、未来や目標、もっとどうすれば良くなるのかを語り合う状態を作りたいです。

どうすれば、『楽しく働く』が普通になるのか?

僕は大きく2つのルールチェンジが必要だと思っています。

①楽しく働いても、仕事の成果や社会への影響って変わらない。(経営者)
→ 楽しく働いた方が、仕事の成果や社会への影響が大きくなる。

②そもそも楽しく働くという事自体が無理ゲー。(人事)
→ 『仕事の内容』を変えなくても、仕事の捉え方や働き方を変えれば楽しく働ける。

感覚的には、皆さん理解できるはずです。

・スターバックスの店員さんはいつも楽しそう。だから好きだ。
・楽しく働いている同僚の方が、成果を出している。
・高校の文化祭、準備は面倒だったけど、一致団結できて楽しかった。
・スラムダンクや宇宙兄弟、ワンピースのように1つの目標に向かって切磋琢磨するチームは最高だ。

だから上の2つのルールチェンジは無理な話ではない。すでにそのことに気付いて取り組んでいる、経営者や人事の皆さんも沢山います。

そして間違いなくそういう組織で働く人たちの方が成果出してるし、幸福度も高い。そして何より活き活きしていてカッコいい。

アメリカでは上のような調査結果も報告されています。日本版も作りたい。

大事なのは『かっこいい』という感情

世の中で大きな変化を生み出すためには、『合理』と『感情』を2つ組み合わせることが重要だと思っています。

wevoxのデータを使って、まずは合理性を証明したい。経営者が、「社員が楽しく働く方が儲かるぞー!」と本気で思えば、きっとルールは変わるはず。

まずは安いから、儲かるからという合理的な意思決定でairbnbを使い、利用すると新しい出会いや人の家に泊まるという体験で感情が豊かになる。

新しい行動を生み出すためには、この2つのバランスが重要です。

楽しく働く方が、儲かる・生産的だから取り組み始め、楽しく働いてる大人の方がカッコいいから、そして何より自分達が豊かになるから、持続する。

このサイクルを回すために、今年は楽しく働く方がかっこいいという事例もどんどん発信していきたいと思います。

  #楽しく働く のハッシュタグでどんどん発信していこうと思います。皆さんもいい事例があればどんどん共有してください。

『意思がある組織・チーム』が進化できる基盤を

最後にエンゲージメントを高めるサービスwevoxの作り手として。

HRサービスは昨今非常に注目を集めており、組織改善・エンゲージメント向上ツールも多く出てきています。

個人的な意見としては、これらのサービスは、あくまでも皆さんの補助ツールです。導入すれば組織が良くなる魔法のサービスは1つもありません。

ダイエットでよくある『体重計に乗ることが恐怖。結果を見たくない。』『ジムにいくのが憂鬱』のように、組織を強くする過程でも、辛さや憂鬱なことと向き合わなければなりません。

だからこそ作り手としては、

意思を持って動く人が勇気づけられる/学べるサービスを。
・どんなチームでもそのチームらしさを武器に強くなれる仕組みを。
・サービスではなく自分達がすごいと言えるような自信を。

上記を提供できるプロダクトを追求し続けたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?