研修クライアントの人事担当者さんがこんなことを言っていました。

「毎年、新入社員のお盆休み明けの顔を気をつけて見ています。」

なぜなのか？

それは、新入社員さんがお盆休みで実家に帰省することにあります。

帰省し、同郷の友人たちを会った時に自分の仕事の話になります。

4月に入社して、３ヶ月。

順調に仕事で成果をあげている人は、そのことを自慢げに語るでしょう。

思い通りにいっていない人は、仕事の話はあまりしたくなく、学生時代の昔話に話を持っていこうとするかもしれないですね。

また、隣の芝生は青いとはよく言ったもので、友人の職場の方がよく見えることがあります。自分の職場のいいところよりも、悪いところに意識が向いてしまいます。

こんなことがあるので、お盆明けの新入社員さんの顔を気をつけて見る必要があるんですね。

実際に新入社員さんの退職は秋頃が多いそうです。

なので、新入社員さんのフォローアップ研修は9月開催のものが多いです。

今回のこの記事ですが、新入社員のみなさんに読んで欲しいと思っています。

仕事の成果なんて、すぐには出ません。なので、今はうまくいっていなくても全く気にしないでいいです。

というか、経験がないのに失敗しないなんてないです。失敗して当たり前です。

失敗を繰り返しているなら、失敗のコツを沢山ゲットできていると思ってください。失敗の原因を明確にして、対策を打てば再発は防止できます。

成功している人ほど沢山失敗しています。

失敗しているから沢山学んでいます。

人生において、成功と失敗の数は50:50です。この割合は変わりません。

しかし、質は変わります。

つまり、１０回の勝負で、９回負けて、１回勝っても、

その１回の勝ちの質が、９回の負けの質を上回ったらいいんです。

そしたら、いい人生になります。

１回の勝ちで大逆転するために、今、しっかり勉強してください。

大丈夫です。みんな、沢山失敗していますから。

笑顔で楽しんでやってください。それだけでうまくいきます♪