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挫折したあなたは素晴らしい

「挫折したあなたは素晴らしい」

最近グッときた言葉です。
Youtubeでブログの勉強をしていたときに偶然聞きました。

「チャレンジしたからだ」とそのyoutuberはいってました。
何もやらなかったのではなく、試行錯誤して一通りチャレンジをやりきって、その結果「挫折した」というフェーズにたどり着いたからだと。

なんだか心が救われたような、心がパアっと明るくなりました。

失敗が怖い、嫌い

私は失敗することが嫌いです。というか怖くてできれば失敗したくありません。
なにか新しいことをするときはいつも失敗を最大限に回避するためにできるだけ準備や下調べをします。
想定しうるパターンを考えて、こうなったらこうしよう、ああしようって石橋を叩いて渡るタイプです。
その気質は大人になるにつれてどんどん増していっているように感じます。
でも心の奥底では新しい刺激を求めたり、思い切っていろいろチャレンジしてみたいなって思っていたり。
失敗したくない、でもチャレンジしてみたい、でも怖い…のループでがんじがらめになって動けなくなってしまっている自分がいます。
そんな自分がもどかしく感じるときもたくさんあります。

「挫折する」ことも、失敗と同じようにできれば避けたい。
だって挫折するって相当つらい気持ちになるって簡単に想像できます。
きっといろいろ思考錯誤して、やれること全部やって、本気出して頑張ったけど、でも思うような結果に結びつかなかった。そういう感じでしょ。
なぜそう思うかって?私も人生で挫折したことがあるからです。

私史上最大の挫折

私史上最大の挫折は、大学受験に落ちたことです。
通っていた高校はいわゆる進学校で周りは国公立大学や早慶上智を目指す人達ばかり。
私も例にもれず第一志望は早稲田大学。高校3年生のときは今でも人生で一番勉強したと思っているくらい、寝ても覚めてもずっっと勉強していました。たぶん毎日13時間くらいは勉強していました。
他大学も含めて8学部くらい受けましたが、結果は滑り止め以外全落ち。

正直全国の学生がライバルな大学受験では上には上がいると覚悟していたけど、それでも自分史上MAX本気を出して挑んだ受験で滑り止め以外全落ちした事実は当時のわたしには到底受け止められることではなかったです。
もうこの世の終わり、人生おわったってショックを通り越してパニックになって、家族の前で大号泣してしばらく立ち直れなかったのを今でも覚えています。

「努力は報われると思っていたけど、報われない努力もあるんだ。」
「どこかに引っかかるって思ってたけど、現実まじで甘くなかった。」
「こんなに頑張ったの私はあの大学行くの???全然いきたくない」

浪人も一瞬考えましたが、家庭の事情もあり、なによりこの1年これ以上頑張れないと思うくらいやりきった受験だったので浪人はしませんでした。
今振り返るとやり方とか頑張る方向性が少しずれていたのかな、と思えますけどね。
受験に落ちたこと事態はかなり落ち込みましたが、その結果として繋がっている今の人生には全く後悔してません。

「挫折したあなたは素晴らしい」

だからこの言葉を聞いたときに
あ〜なるほど、そういう考え方もあるんだな、ってスッと腑に落ちるものがありました。
同時に苦い思い出だった大学受験がピカーって光るものに変わりました。
当時は目の前が真っ暗になって「あーダメだった。報われなかった。」って
結果だけにとらわれてネガティブな感情しかでてこなかったから。
でも、挫折した経験って今の私を形づくってくれている貴重なものになっているんだなぁって改めて思いました。

今思えば挫折した経験はかけがえのない宝物。
挫折するまで私は本気でやりきったんだって、それは自信に思っていいことなんだって嬉しくなりました。
やってきたことは全然無駄じゃなかった、そう思えるだけで心がスッと軽くなったんです。

あんまりまとまりないけど、今日はよく眠れそうです。

Moro


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