大学休学① 学生相談室その5 家族と話す
大学を休学する方向で考えていることを、親に伝えた時の話。
母親の反応はよく覚えていないけれど、復学の可能性も残していたことからか、渋々に近い感じで認めてくれたような気がする。
その時、父親と珍しくちゃんと話をした。
その時の父親は、休学の判断の是非とかではなく、自分の話をしていた。
父親の会社では、出身校により学閥があること。あとは、社会に出るとなかなか友人ができにくく、友人ができるのは学生のうちくらいだみたいな話だったと思う。
その時、かその前後か忘れたけれど、あまり関係の良くなかった兄とも話をした記憶がある。
何の話をしたかは忘れたけれど、兄は、小さい頃ずっといじめられていて辛かったこと、家が嫌で嫌で仕方がなくて、他の家の子になりたかったこと、早く大人になりたかった、そんなことを言っていた記憶がある。そして、その時兄はフリーターをしながら、自分の劇団を作って演劇の発表をしようと準備していて、その話を聞いた。
とにかく、私は休学をすることに決め、カウンセリングのため週に一度大学へ通いながら、そのほかの日は、高校時代に働いていたファミリーレストランでバイトをするという日々を送ることになる。
その2へ続く
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