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わたしのごきげんとり #1

カッコイイ大人。

博学、明瞭、威厳、美しい所作や言葉遣い、豊富な経験値、慈しむ心。

誰もが持っていることでもなければ、簡単に得られるものでもない。もちろん外見なんかではなくて、外的要因によって内面に創り上げられた形なき宝!それらを持ち合わせる選ばれしもの!偶然と必然の産物!オリジン!!!

わたしはそんな、カッコイイ大人になりたいのだ。


自分の機嫌は自分で取る

わたしの心のメモに、このワードがかなりの筆圧で記されている。そう、カッコイイ大人は、いつでも自分で自分の機嫌をとることができる。

わたしはそんな大人になりたいのだ。
だからやる。
わたしは、わたしのご機嫌とり人間になると決めた。

状況
どんなときに機嫌をとることができるとカッコイイか


◯ イライラしたとき
◯ ムシャクシャしたとき
◯ やるせない気持ちを抱いたとき
シンプルにこんなときだろうな。考えるまでもなかった。


方法
なにで機嫌をとることがカッコイイか。


◯ 美味しいものを食べる
◯ 欲しかったものを買う
意気揚々とかっこよさについて考え始めたものの、
真っ先に食欲と物欲を満たすことしか浮かばなかったわたしは、
もしかしたら理想の大人像には少し遠いかもしれない。もっとアダルティでエモい発想はないものだろうか。

一先ず、キー!と暴れまわりたくなったら、自分にプチ贅沢をさせてあげよう、という着地点を見つけた。意外と普通。


早速実行


ご機嫌とり第一弾の本日は、肉!
つまり、食欲を満たすということ。
やっぱりイラ!とかモヤ!が体内に残ってはいけないから、
上質な脂で浄化しないといけない。ああ、機嫌をとるって罪深いんだなぁ。

ゲストは牛バラと豚トロ。
ただ焼いて、ただ食べる。イラ!もモヤ!も、ほぼどこかへ消え去る。
焼けてる 焼けてる。よだれでろり。

昨日から冷蔵庫で待機していた彼らも、悩み多きアラサーシングルウーマンの機嫌をとることができてどれほど喜んでいることだろう。
文字通り、身をもって。

ごちそう様でした。


感想


とてもおいしかったし、シンプルに肉を焼いて食べるのは贅沢で楽しい。
結論、機嫌はとれた。


人間の三大欲求の1つを満たすことは、
実はすごく普通で、すごく幸せなことかもしれない。
そんなことに気づいた、カッコイイ大人への第一歩を意識的に踏み出した今日、わたし。

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