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20年履いたジーンズのお直し

今日は、半日ミシンを踏んで過ごした。
とても寒くて、出かける気になれなかったので、かねてから気になっていたことに着手したのである。

その「気になっていたこと」とは、ジーンズのお直しだ。

異様に物持ちがいい私は、20年以上前、妊婦だった頃に履いていた「ローライズなストレッチジーンズ」を2本、いまだに箪笥の引き出しに忍ばせている。
お腹が出ても履けるよう、ローライズを選び、太ってもいいようにストレッチ素材を選んだので、産前産後、かなりの長期間にわたって重宝した。
だが、さすがに現在では満腹になっても、臨月の妊婦の腹囲ほどの迫力はない。
それに、ローライズはお腹が寒いお年頃である。
なんとかウエストを縮めて股上を深くし、普段履きできるようにしたい、とずっと思っていた。

ちなみに、ウエストを縮めるだけなら手縫いでも簡単にできるし、この10年ほどはそうやって騙し騙し履いていた。
だが、ローライズジーンズは、ずり落ちる。
みんな、いったいどうやって履いているのか?と思うくらい、ずり落ちる。
相当かっこいい体型をしていないと、股上の浅いパンツをしゅっと着こなすことはできない。
「ジーンズを腰で履く」なんて無理無理、我らは「ズボンをへそで履く」生き物なのだ。

そこで、どう直せばいいのか?をGoogle先生に尋ねると、いくつかの動画と参考になるサイトを教えてくれた。
そのうちの二つの動画が、大変簡単で私にもできそうだった。
ゆえに、本日、長年の課題を解決すべく立ち上がったのである。

ほどく作業が思ったより時間がかかり、2本あるうちの1本だけしか直せなかったが、出来上がりがこちらだ。

ウエストを20cm縮めた
股上をトータル6cm深くした

ウエストを、背中の1箇所で無理やり詰めたため、後ろポケットが中央にピッタリくっつくという、かなり奇妙なフォルムになってしまったが、履き心地は最高だ。
誰に見せるわけでもなし、私が気持ちよく履ければいいのである。
自分にフィットする、狙い通りの仕上がりに心も大満足。
トライしてよかった。
残るもう一本も、春がくるまでにお直しを完成させたい。
やり方はわかったので、もう一本は、ウエストを前後左右に分散させて縮めようと思う。

こういう懸案事項がまだあといくつかあるので、暇なうちに仕上げていきたい。

**連続投稿724日目*

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