自己紹介
【華麗なる色弱年鑑】
■幼稚園のお絵描きの時間
お題に反したクレヨンを使っていたらしく、
先生からめちゃめちゃ怒られる。
■親から口外禁止と命じられる
誰にも言っちゃダメだよ、と言われるが、
『なんで?』と思いながらも言いつけを守り続ける。
■小学校の図工の時間
ダム見学に行った際の絵を描くお題で、
先生から「もっと色を使え」と言われ、
言っている意味が分からず適当な色で塗ったら、
めちゃめちゃ怒られる。
■中学生の下校時間
一つ目の点滅信号が黄色か赤か分からず、
普通にチャリで通過したら車のオッサンから、
めちゃめちゃ怒られる。
■高校の修学旅行
私服OKだったので気合いれてコーディネートしたら
クラスメイトからひそひそ笑われる。
■大学のガールフレンド
一緒に夜景を見に行って
「ほら、あそこのピンク色の光がキレイ」
・・・ピンク?
笑顔がひきつる。
■運転免許をとる
免許交付前に行われる信号の色検査で、
あたふたする。
■大手レコード会社最終面接
自由にPOPを作ってくるというお題をいただき
作っていったものが変すぎて
面接官を絶句させる。
■出版会社の制作部に就職
役員会の結論として
「君の目はこの業界に向いていない」
と言われ自主退職。
□WEBデザイナーになる
■バスの路線図
複雑に入り組んだ路線図を見て
一時間呆然とする。
□写真で金賞をもらう
□WEBディレクションで会社から表彰される
■色弱補正眼鏡を買う
多くの割合の人が認識している世界色と
自分が生まれた時から見てきた世界色の違いに愕然とする。
□■会社を辞める
まだまだ細かいことはたくさんありますが、
ざっくりこんな人生を送ってきました。
自分の目は
・全く目が見えない
・色が全く分からない
というように、通常の生活に支障をきたすレベルのものではありません。
現代では“個性”という言葉に置き換えられた色弱(色覚特性?色覚多様性?)。
自分の体験談を基に、
世の中で不便を感じている人や、
不安を感じている人、
あと、世の基準の見え方に近い人たちへ
少しでも何か伝えられたらと考えます。
更新は不定期ですが、よろしければご一読くださいませ。
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