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「はたらく、くらすを考える展」又蔵ベース編

「こんな風に働いてみたいな、暮らしてみたいな」と気になった人たちに、仕事と暮らしについてのインタビューを行い、記事の展示イベント「はたらく、くらすを考える展」を開催。イベントの準備から終わりまでをレポートしました。

展示イベントについて

「はたらく、くらすを考える展」は一度で終わらない、いくつかの展示場をキャラバン隊のようにまわる、巡回展です。

4月に友人を中心とした非公開の第1回展示を終えたわたしたちは、5月に第2回展示、初めての公開イベントを行いました。新潟市西区内野という場所で、どんな人と出会えるか、わくわくしながら当日を迎えました。

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展示会場のこと

今回は、Bookフェス◎ウチノ四ツ角マーケットという本屋さんや文房具やさんが集うイベントの一角で展示させていただきました。

わたしたちの展示会場は又蔵ベースという新潟市西区内野にあるシェアアトリエ。もともとは店舗跡地でしたが、DIYワークショップを通じて「ものづくりをする人たちの拠点」に生まれ変わっていました。

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イベント当日は、又蔵ベースで月に一回お店を開いているツバキ舎という文房具屋さんとご一緒しました。ツバキ舎さんの商品は、新潟では手に入れることが難しい丁寧に作られたものばかり。わたしも九ポ堂の文房具を一ついただきました。

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又蔵ベースとツバキ舎さんの文房具からただよう、ものづくりをする人たちの思い、物語のにおい。そこへわたしたちのインタビュー記事が合わさり、こんな場所になりました。

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初回の会場、グリーンホームズは「心地よい暮らし」を感じる場所でしたが、今回は「みんなでつくる、しごと場」という感じでしょうか。場の力をお借りして、新しい展示のかたちができました。

巡回展をする理由=場と出会うきっかけをつくる

今回の展示を巡回展とした理由がいくつかあるのですが、その一つが「いろいろな人たちがつくる個性的な場と出会いたいから」というものでした。

人から人を伝って新しい場に出て行けば、そこには個性的な人たちがたくさんの新しい場をつくっていることを知りました。

今回の会場である、又蔵ベースもその1つ。

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前回の会場、グリーンホームズもその1つです。画像5

そんな個性的な場を知っていく中で、できたかたちが巡回展でした。様々な場をまわっていくことで、その場をつくる人たちに出会い、展示する中で気づいた「足りないもの」をつけたしていく。旅で出会った人から温かいものをいただくように、いろいろな場と出会って変化していくイベントにしたいと考えました。


今回は、Bookフェス◎ウチノ四ツ角マーケットという本屋さんや文房具やさんが集うイベントの一角で展示させていただきました。わたしたちは、月に一回開店する文房具店、ツバキ舎さんとご一緒させてもらいました。

当日は5月というのに真夏日で、午前中から30℃を超える暑さ、強い日差し。「こんな暑い中、来てくれる人はいるのかな…」と少し不安でしたが、ツバキ舎さんが看板を出してくださり、お客様を迎える準備ができました。

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展示開始

ゆったりと展示をスタート。
文房具を見て、展示を見る方や、展示を見てから文房具を見る方がいたり。

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お昼頃から午後は、Bookフェス◎ウチノ四ツ角マーケットの「ウチノ四ツ角」会場で、本屋さんめぐりをしてきた方が又蔵ベースにも来てくださって、さらに、新しいお客さんが。

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来年就職を控えているという方。じっくりと時間をかけて読んでいました。

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インタビュー記事を書いた経験がある方々とお話する機会もあって、人と出会い、文字にすることの楽しさについてお話することができました。

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少し年配の方からは、「もっと他にも頑張っている人はいるのだけれど、若い人の話ばかりですね」というご意見も。公開イベントにしたことで、わたしたちのことを知らない方にもこの展示にを見ていただくことができ、聞くことができた客観的なご意見。内野町で、それも又蔵ベースという場所だからこそ出会えた人たちのおかげで、また新しい発見がたくさんありました。

展示ふりかえり、いただいた感想シェア


来場者のみなさんがお帰りになった後、新しく増えた付箋を、一枚ずつ見ていきました。

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付箋の枚数は109枚になりました。このうちの一部をご紹介していきます。

▼共感した内容について

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▼日常の中で感じている「難しさ」について。

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▼地域について

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▼展示イベントについて

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いただいた感想は、巡回展が終わったら、インタビュー記事としてともにリトルプレスにしていきます。

これからのあり方=変化を受け入れ、問いつづけること

2回目の展示を終えた今、わたしたちは自分たちの働き方や、暮らし方への考え方の変化を実感しています。

インタビューを始める前には、当たり前と思っていたことが、当たり前でなくなり、特別なことと思っていたことが、特別なことで無くなりました。

これからもっと、変わっていくような気もしていて、「それもまた、良いな」と思っています。

参加してくださった方々にとっては、この展示はどのようなものになったでしょうか。何かのお役に立っていればうれしいです。

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