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読むとさらに面白いAlternative Pulse by mosquitone

はじめに

2024年が始まってもう2月の後半になってしまった。
僕が住むアルティメット立川シティのデパートは一時期、
「バレンタイン」一色だった。
みんなはチョコレートもらえただろうか?
まあ、もらえなかった人でも、
3/14のホワイトデーに、あえてお返しを送ってみてもいいんじゃないかなと個人的に思う。

……誰にって?…….

そこらへんの幸せそうなカップルに、
君の熱い気持ちがこもった「パンチ」でも送ってやればいいと思うよ。

本題に入ろう。

バレンタインの日と言われる2/14mosquitoneはついに

4th Single - Alternative Pulseをリリースした🎉
(是非ともリンクを押して聴いてみてほしい)

4th Single - Alternative Pulse

……ここまで来るのはとても長かった。
細かい話は、本題に入ってからとしようか。

この記事を読んでくれれば、
すでに聴いてくれている人も、まだ聴けてないという人も、
もっと楽しく聴けるようになる
と思う。

実は調子の悪い年に完成した

Alternative Pulseが出来上がったのは、2022年の秋ごろだったと思う。
この年は前年(2021年)と比べ、新曲が思ったように作れず、
メンバー一同頭を悩ませていた。
その時、mosquitone Baの宮崎さんが、ポンと僕らに共有してきた曲が、Alternative Pulseのオケ音源だった。

これが、そのオケ音源。
今各種配信サイトで配信されているものと聴き比べてもらえるとわかるが、
ボーカルがないだけで、それ以外はほぼ一緒なのである。
つまり、1発採用されたということだ。すげえ。

宮崎さん曰く「ボーカルに負けない曲を作りたかった。オケだけでもかっこ
いいと言わせる意気込みで作った。」とのこと。
僕も何回かデモを作って提出したことがあるが、めっちゃボツっている。それくらい、採用に上がるのはとても難しいのだ。

Alternative Pulseの特徴

キャッチー?

Alternative Pulseは、mosquitone の中でもかなり異色な曲と言える。
なぜなら、僕らは今まで、キャッチーさにあまり縁がない存在だったからだ。
つまり、この曲はキャッチーさを持ち合わせているということだ。
また、シリアスさもあり、パリッと仕上がっているといえよう。(※???)

「なんのこっちゃい」と思った人は聴いてみな。飛ぶぞ(長州力ボイス)

mosquitoneのある意味代名詞的な曲

以下の記事でも書いてある通り、
この配信はBit Organizationというレーベルを通して行われている。

配信の際、レーベルから僕らの音楽性解説を求められたので、以下のように書いた。ちなみに、この文章はCD Journalにも記載があるので読んでみてほしい。

90年代/00年代の洋楽エモを彷彿とさせる「爽やかな哀愁サウンド」「交差するツインボーカル」が特徴。英語を中心に日本語を織り交ぜた歌詞には、「悲しみ」「不安」「劣等感」を抱きつつも「直向きに前だけを向く」といったメッセージが込められている。

mosquitone 音楽性解説

Alternative Pulseを聴いてくれている人はわかると思うが、
概ねこの説明通りの楽曲になってはいないだろうか?

まあ、歌詞に日本語は含まれていないが、楽曲のイメージやボーカルのバランスや交差感はまさしくこの説明通り
さすが僕。いい文章書くなあ〜。(※自画自賛)

また、同じく2022年にできた 鼓動が止まるその日まで も全くもって僕ららしい曲だと言える。

Alternative Pulseの聴きどころ

バンドとしておすすめする「聴きどころ」は、以下の感じ。

  • 1番サビ(0:39~)と2番サビ(1:36 ~)でボーカルが違うところ」

    • => 二人のボーカルで歌のニュアンスが違うので剛も柔も味わえる

  • 2番Bメロのベースとギターのユニゾン(1:26 ~)

    • => 僕と宮崎さん、めっちゃ気合い入れて弾いとりますぜ。

  • 2番サビ後のCメロからBPMが下がってブレイクに入る部分(1:59 ~ 2:50)

    • => 僕とげんたろうの二人の交差したボーカルからブレイクに入る。

    • => 1番の見せ所とって言っても過言ではない。

あと、全体的に弊バンドの縁の下の力持ち  mosquitone Drums 山下さんのドラムビートもとてもいい感じだ。
個人的には、ライブで山下さんのドラムと合わせるのが本当に好きだ。

作詞について&Alternative Pulseの意味

Alternative Pulseの作詞はmosquitone Gt./Vo.のげんたろうだ。
彼の作る歌詞やメロディーは、
セオリーなどお構いなし といった感じであるが、なぜかとても自然に感じられる。それがいいのだ。

ちなみに歌詞はこんな感じ。

A life without replacements
To each day that goes on living
When you're assured that it will repeat itself
And before you know it, it's beating a random pulse.

I've fallen so far short of my ideal.
I feel like I'm not myself
Feeling anxious about what lies ahead.
My heart is falling to pieces

Someone stops me and drags me down
I'm in an environment filled with vitriol.
I'm not supposed to have anything to do with it.
Why are you bumping into me?

Sometimes (I) have to hold their hand
I have to bend over and forgive myself

I've fallen so far short of my ideal.
I feel like I'm not myself
Feeling anxious about what lies ahead.
My heart is falling to pieces.

But I can't stop my heart from beating
Don't deny what we've been facing
Because there's always something only we can do
without me all around

The alternative pulse is mixed with the real one
One day when I've turned it all on its head
I'll see where I'm going

I could find a difference in the repetition of days
Because no one can decide if I'm unhappy or happiness

きっと英語だらけで理解しにくいと思うので説明していこう。

歌詞の意味に関してだが、結論としては
「繰り返しの日々の中で環境ごとに違う自分を演じ、最後には幸せとはどういうものなのかに気づく」と言った感じである。説明としては以下の通りだ。

我々の日常は、繰り返しの連続である。
異なる環境へ移ったとしても、いずれそこで「日常」というものができあがる。その「日常」は必ずしも良いことばかりではない

周りへの不満や友人たちに対する嫉妬心、そんな自分の醜い部分に蓋をしながら「日常」を繰り返さなくてはならない。
醜い自分を隠すために、仮の自分を作り上げる。
それは、自分の代替品

代替品ながらも「自分の代わりに自分の人生を生きている(心拍を刻んでいる)」
つまり、それが Alternative Pulse(代替品の脈拍) であり、言い換えるならば多くの環境ごとに用意した自分の外面(格好良くいうと「ペルソナ」)とも言える。

そして、いずれ生きていく中で、繰り返しの中にも少しずつ変化が生じ始める。というより、もともと変化はあったのだ。
その変化は、「Alternative Pulse(ペルソナ)」を通じて得られた考えや感情が、行動やその結果となって現れた・気づけるようになったものだと気づく。
いつの間にか「Alternative Pulse(ペルソナ)」は偽りの人格ではなく、
本来の自分の人格へ還元されていた。

つまり、物事の捉え方が変わったり行動したことにより、
ネガティブな考えや繰り返しの日常は、別のポジティブなものへと変化したのだ

それによって、
人は「幸せ」になれるのだろうし、
他人など関係なく自分を幸せにすることができる。

といった感じである。
抽象的な考え方が多いが、きっとわかってもらえる部分があると思う。
もっと要約すると、

「幸せは自分の行動・考え方次第やで」というこっちゃで。
(※急に雑)

3/24のイベント名にも関連がある

mosquitoneのテーマは、「Keep Going Forward」である。
……あれ……..いきなり違う名前が出てきてね?
まあまあそう言わずに続きを読んでみてくれ。

このテーマは、mosquitoneの最初期 かつ 一番最初の曲名にもなっているんだ。

そして、僕らも気づかないうちに、「Keep Going Forward」は僕らの創作物のメインテーマ・サブテーマになっていたりする。
3/24(Sun)に Alternative Pulse のリリースライブ「The correct answer is only in the future」を予定しているのだが、このイベントの名前も「Keep Going Forward」の影響を受けているといえる。

リリースイベントのフライヤー

このイベント名は、僕らの楽曲My Pastの歌詞からとってきたもので、
「前(未来)へ進み続けることで答えを手にできる」「進まなければ答えは見えてこない」という意味だ。
どうだい?「Keep Going Forward」でしょ?

そして、Alternative Pulseも歌詞の中で、
「苦しみながら未来に進むことで答えを見つけている」んだよね。

さいごに

いかがだったでしょうか。
もし興味を持ってくれたら是非ともAlternative Pulseを聴いてみてね。

この世の中いろんなバンドやらアーティストやらがいるけど、
それぞれが Alternative Pulse のように意味を持って音楽が作られていると考えながら曲を聴くと、音楽をもっと楽しく感じられると思うんだ。

僕らも引き続きいっぱいライブをやって、ロックシーンを盛り上げていきたいと思う。

本当の最後になるけど、
前述の通り、
3/24(Sun)にAlternative Pulse のリリースライブ「The correct answer is only in the future」を予定してます。
チケットの取り置きも可能なので、ぜひ気軽に連絡ください🚀
チケット予約: https://forms.gle/TYvzMAfXo1jBEWsG7
X:
https://twitter.com/mosquitone_info

それではまた!

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