希希的状況

取り止めのない日記

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あごしゃくれ犬との闘いin中国

中国の杭州には孔明の子孫が住んでいると言われている、諸葛村という村がある そこは八卦思想から、村の中心に陰陽を表した大きな池があり、明朝の建物が残っているという風光明媚な場所だ 学生時代の2010年代にゼミ旅行として ゼミの選抜メンバーと共にわたしは初めて中国へと行った まず、諸葛村の入り口近くには牛久大仏ばりの 孔明像があり 杭州の駅から、乗ってきたてんとう虫みたいな形をした緑色の中国バスの中から見上げていた バスの中では、当時反日運動真っ盛りなこともあり 第二次世界大

    • ダナエと黄金の雨の香り

      ティツィアーノ・ヴェチェッリオが描いた「ダナエ」という絵画がある ギリシャ神話を元に作成された作品だ ダナエはティツィアーノ自身と彼の工房で5パターンほど描かれており スペインのプラド美術館やロシアのエルミタージュ美術館などに展示してあるそうだ ダナエはそのくらい人を魅了するモチーフで 数々の芸術家によって描かれている もしかしたら、グスタフ・クリムトの「ダナエ」ほうが知っている人が多いかもしれない この物語は簡単にいうと、 とある国の王様が、王様の娘が産む子供 つまり孫に

      • とても大きくて、意外と軽やかで

        ある日、電車に乗っていたら 応援している地元団体にいたプロレスラーの方と思われる人が電車に乗ってきた 通勤中に電車のドアの端っこで、Kindle で小説を見ながら ぼんやりとしていた私は、 とある駅でフワッと大きな人が乗ってきた事を 左目でぼんやりと見ていた その人はとても大きい身体のわりに、 なんというか羽みたいに軽やかな動きをしていた 大きい人がくると、ずんとした足音だとかがするイメージだったが その人は本当に、ふんわりと羽のように駆け込んで来たので 随分と大きな人が

        • 知りたく無い肉の味に震えた日

          ※ショッキングな内容なので  グロいのとか怖いのはダメな人は  そっ閉じしてね 高校時代とてつもなくイカれた教師がいた。 私の人生の中で1、2を争うクレイジーさをほこっている 常に笑顔がトレードマークのN先生 見た目的には荒川良々をお爺さんにさせた感じだ そう、サイコな人間は笑顔なのだ… 通常”先生”というと、授業中にちょっとした雑談をするものだと思う 大概たわいのない自分の身の回りで起こった日常の面白い話 なんとなく面白かった事を話てくれるはずだけれども その先生は、

        あごしゃくれ犬との闘いin中国

          新宿は雨で私は傘がない

          「普通科の人が美術大学なんて無理だよ」 かなり昔の高校生時代 私は実家が駅から遠いこともあり、バスにゆられて高校まで登校していた際に たまたまバスで遭遇した美術系の高校に進学していた友人から言われた言葉だ 私は親の影響で心理学系がやっぱり良いなと思っており なので、やっぱり進学するなら心理学系かなとかぼんやり思っていた 高校2年の春ごろ そんな時に、久々にあった友人とそろそろ進路だよね〜なんて話していたら 私はどこに進みたいか言われた時 なんとなく「心理学か、芸術系いきたい

          新宿は雨で私は傘がない