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知りたく無い肉の味に震えた日

※ショッキングな内容なので
 グロいのとか怖いのはダメな人は
 そっ閉じしてね

高校時代とてつもなくイカれた教師がいた。
私の人生の中で1、2を争うクレイジーさをほこっている

常に笑顔がトレードマークのN先生
見た目的には荒川良々をお爺さんにさせた感じだ
そう、サイコな人間は笑顔なのだ…

通常”先生”というと、授業中にちょっとした雑談をするものだと思う
大概たわいのない自分の身の回りで起こった日常の面白い話
なんとなく面白かった事を話てくれるはずだけれども
その先生は、話す雑談が雑談のレベルを超えてパンチがききすぎていた

N先生エピソードで衝撃的だったのは、廃村での墓地の話と人肉の味の話だ
廃村の話はもはや「事案」すぎるので詳細は書けないため
特に深く触れないようにする

まだ人肉の話はマシかもしれない
本当か嘘かはわからないが、先生が学生の時分に「人肉の味はどんな味がするのか?」という話題に研究室でなったようだ

ちょうど年齢的に逆算して考えると、某パリの事件があった頃が遠く無いのではないかと推測できる
この話だけなら、変な事件が起こった後なら話す人がいてもおかしくはない

だが、その研究室は全員やばい人間しかいなかったのか
それぞれ自分の肉を食べてみて感想を言い合うという話になったとのこと。
「やっぱ他人のはダメだからね〜」と当時を振り返りながら
ニコニコと笑顔でN先生は言っていたが
「そういう事じゃないと思う」と私は心のなかでツッコんだ

学生時代のN先生は、さっそく研究室での仲間との約束を果たすために
自分のどこを削ぐのか「足は歩くとき痛いしな〜、腕もちょっとな〜筋肉質な場所はな〜」と悩み抜いた結果
お尻なら座った時ちょっと痛いかもだけど、脂肪もあって悪くなさそうだし
ちょっとだけナイフで削いだそうだ

削ぐ時に痛みを止めていたのか、なにかしたのか言っていたような気はするが
とにかく、お尻の肉を削いで焼いたそうだ

お尻の痛みに耐えながら、フライパンで焼いたお尻の肉は
「あんま美味しくなかったよぉ〜笑!なんか硬くってねぇ笑」とのこと
塩だか、焼き肉のタレをつけて食べたと言っていた覚えがあえる

アホのハンニバル・レクターが目の前にいるのかと思ったが
ちょっと怖すぎて、逆にすんッとしたことを覚えている
たぶんクラスメイトも割とその雑談を聞いて静かだったので
皆んな、すんッとするしかできなかったのかもしれない

なんでこんな事思い出して書いたのかというと
花粉がひどくって、鼻の粘膜を焼くと花粉の症状が抑えられるらしいよという話を最近した時に急に思い出したから
せっかくなので書いてみた

他にもなぜか学生時代にマッドサイエンティスト気質の教師と遭遇する事が多く
変な出来事は色々あるが
この教師を超えるヤバいやつとは遭遇したことはない
というか、あまりハンニバル系とは遭遇したくないものである



















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