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モタ狼日記18日目〜カメラと配信ライブ〜

日記を書く日にち、すごく間が空いてしまった。まあでも忙しかったし…おかげで書くネタたくさんあるし…という言い訳から始める。


日記を書かないと本当に色んなことがあるので、内容が膨大になるのと反比例して記憶が曖昧になるので、やはり質の良い日記を書くには新鮮なうちに書くべきなのだ。もう今回は書くこと絞って2つのトピックスをあげる。


配信ライブ

先日の日曜に、自身の所属するHELL型の配信ライブを行った。これは元々4月にリリースした2ndアルバムのリリースイベントで、Vo.N.A.HELLの持ちスタジオ「騒音舎」にて行う予定だった。しかしご存知の通り世間はコロナウイルス騒動の真っ只中。沖縄も例に漏れず、徐々に侵食され遂にライブまで1週間を切ったときに、騒音舎のある沖縄市にて外出自粛要請が出されてしまった。当時のドラマーであった林森林が国家の犬であったため、さすがに自粛要請が出されている状態でライブをすると職の保証すら危ぶまれてしまう。(林の職など知ったことではないのだが、奥さんと子供に被害が及んでは困る)なので、泣く泣く無期限延期にしたのだ。

そんなこんなで2ヶ月近くが経ち、そろそろいいだろうと実施したのが6/28。しかしそれでも人を密にさせるイベントは厳しい。加えて、普通のイベントではつまらない。ということで水面下で必死に計画を立てた。それが


場所完全非公開の1日5部公演、無観客配信ギグ!


なんともまあ前代未聞だと思われる。密が禁止されているのなら誰もいないところへ行ってしまおうという作戦。そして1回のライブだと見逃される恐れがあるが、5回もやりゃあ仕事とか予定とかあっても一度くらいは見てもらえるだろうという魂胆だ。しかし後々この判断が我々自身を苦しめることになる…


灼熱のデスロード

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当日はHELL型メンバーに加え、サポートドラマー3人(なんとも贅沢!)、ネオポゴのゆうさんまりこちゃん山ちゃんひかりちゃん、カメラマンのこへぴっぴに同行してもらい朝早くから移動を開始。この時点ですごく眠い。


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一発目の会場は県内某所のとある廃墟。ここは以前にもHELL型やアルカシルカなどでゲリライベントをした事があったので、なんとなくの安心感はあった。写真ではわかりづらいが見事なまでのオーシャンビューなのと、一応の屋根がついているので真っ昼間だったけれど日差しも遮られ風通しも良く思ったより快適だった。

リハ中、少し離れた場所に一軒だけある住宅のベランダから外国人の女性二人がこちらを伺っていたので通報されないかヒヤヒヤしたが、最終的にこの女性はライブ後にこちらに向かってサムズアップしてくれたのであった。HELL型はアメリカに行くべきだという自論に拍車をかけることになった一コマだった。


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2箇所目は漁港前。重機が良い場所に置いてあり、重機好きのサポートドラマーにぴったりだった。

しかし到着したのは時刻14時ごろ。アスファルトからの照り返しもあり非常に暑い。2箇所目にしてすでに心が折れ始める。ライブは楽しいのだ。セッティング&撤収がめちゃくちゃにしんどい…それにしてもギャラもないのに好意で手伝ってくれているみんなには頭が上がらない…しかもこの人たち本当に楽しんでやってくれるのがすごい。どういう人生歩んだらこんな良い人間が出来上がるのか。


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3箇所目はトントンハウスという場所の一部をお借りした。大きなガジュマルの下というすごいロケーション。ここにはたくさんの廃材や使われなくなったであろうテーブルや椅子が大量に置いてあったのだが、当日行くと全て片付けられていた。聞くと社長自ら徹夜で綺麗にしてくれていたらしい。社長、70代あたりに見えるのだがなんという重労働を…タダで場所を貸してくれて掃除まで…もうここは今後何度も訪れようと思う。トントンハウス、トントンハウスをよろしく。


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野外ラストステージは海辺の草原地帯。少し前にネオポゴのみんなとピクニックをした時に発見した場所。ここはロケーションが本当に良かった。今後、素晴らしい映像が出るような気がするのでHELL型のアカウントをチェックして確認してほしい。しかし、ここのライブの最後で海に入ってしまい、靴とジーパンがビショビショになりテンションがガタ落ちしていたという裏話。


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デスロードの終点は騒音舎………のトイレ。トイレである。3mも歩けば立派なスタジオが二部屋もあるにも関わらず、ナルトと自分の直前の独断でトイレに変更してしまったのだ。面白い!とは思っていたもののやはりトイレ、不安は否めない。

廃墟、漁港前、ガジュマルの前、海辺


からのトイレである。普通に考えてトイレでライブはしないし、やっても集大成をここでは飾らない。

しかしそこは名ディレクターこへぴっぴ。照明やスモークを焚くなど機転を利かせ、見事に素晴らしい環境を作り上げた。映像作品として見れば本日ベストと言ってもいいのではないだろうか。写真は女子トイレのものしか残ってなかったのだが、ギター隊2人は男子トイレ側におり、そこは真っ黒の部屋を照明で青っぽくしていたため、両方を外側から同時に見ると青とピンクの対比がとても幻想的だった。しかし…照明や換気のせいなのか、今日一番汗をかくほど暑かった…


かくして地獄の1日5部公演は終わったのだが、4部終わりで騒音舎に向かう途中のHELL型車内ではメンバーみんな見事なまでのヘトヘト具合。二度とやることはないだろうということだけ明記しておく。けれど本当に本当に楽しかった!!配信も想像以上に多くの方に観ていただいて心強かったし嬉しかった!いつか誰かにこの記録を塗り替えて欲しい。


けれど悦に浸りたいので向こう一年はやめてね。


長くなりすぎたのでカメラの話は次回。


また明日

ニート唯一の収入…