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〈LANSCOPE PEOPLE Vol.01〉クリエイティブディレクター/コピーライター 熊谷正晴さん[後編]|LANSCOPEだからこそ、リアルより描きたかった風景

エムオーテックス(MOTEX)デザイン戦略チームです。
セキュリティプロダクト・サービス「LANACOPE」を提供するMOTEXのリブランディングプロジェクトで、コピー開発やテレビCM制作を担当されたクリエイティブディレクター/コピーライターの熊谷正晴さん(BEARS)へのインタビュー後編です(前編は
こちら)。
今回は、テレビCMで描いた世界観や、MOTEXの印象などについて伺いました。



—— 完成したテレビCMで印象的だったのは、妻夫木聡さん演じる主人公がいる場所が、テレワークの風景としてイメージする一般的な自宅っぽい空間ではなかったことでした。どういった意図や狙いがあったのでしょうか?

熊谷さん(以下、敬称略):一つは、SNSなどで1枚の絵として出たときに、どう見えるか、映えるサムネになるか、ということは大事だと思っていました。
もう一つは、どうすれば「平和」に働いているように見えるんだろうって考えた時に、いろんなものを抜いていった方がイメージに合っているだろうなと思いました。もちろんテレワークの風景を生々しくリアルに描くという方向性もありますが、さすがに書類が高く積み上げられている風景で、「平和に」と言われてもと(笑)

—— 2022年には第2弾が制作されました。第1弾のテレビCMとの違いはどういった部分でしょうか?

熊谷:第1弾がブランディング寄りのメッセージだったのに対し、第2弾はもう少し製品のベネフィットを伝えることを意識したのがポイントだと思います。
その時ちょうど、プロダクト・サービスのすべての名称が「LANSCOPE」に統一されたり、製品自体もパワーアップしたタイミングでした。資産管理、情報漏洩対策、アンチウイルス、脆弱性診断(セキュリティ診断)などのいくつかの伝えたい優位性を、第1弾と同じフレームの中でどうやって伝えるのかを考えました。

—— コピー開発やテレビCM制作など、3年近くMOTEXに併走されてきて、MOTEXの思想やカルチャーについてどのような印象をお持ちですか?

熊谷:僕は、こういうnoteで発信する取り組みをされているのもすごくいいと思っています。従業員の方々にとっては、まだ知らなかった自社のことを知れる場でもあるだろうし、求職者にとってもすごくいいだろうなと。こうやっていろんな角度のインタビューが読めたりすると、いろんな関わる人がいるんだな、こういう会社はこうやってるんだなっていうことが見えてくるので。
あと、自由に意見を言い合える信頼関係もいいなと思います。僕らもいろいろと自由に意見を言っていただく方がうれしいですし、こちらから言いやすいのも本当にありがたい。これってMOTEXの社風でもあると思います。社長の宮崎さんも、もう本当にざっくばらんじゃないですか。社長というポジションなのに、全く壁をつくらないから話しやすいですよね。
そして、すごくフラットな社風だなとも思います。フレンドリーというか。
実は、コピー開発やテレビCM制作とは別に、MOTEXのValueの策定もお手伝いさせていただいたのですが、その中でほぼ全ての従業員(当時は約350人)の方々のアンケートを読ませていただきました。
そこで皆さんが書かれていた内容からもフラットでフレンドリーな空気を感じたのですが、それより僕がすごいと思ったのは、ボードメンバーに対して、皆さんの意見をまとめてValueをこういうものにしませんか、という提案をしたときに、「いま話してるようなこの過程自体を、一度全社員にシェアしたいんだ」って言われたことでした。
それにすごくびっくりして。これくらいの規模の会社であれば、トップダウンで決めて、「じゃあこれでよろしく」っていうやり方もある中、一度全社員にフラットに意見を聞いてみたいと。もちろんその中で取捨選択はするんだけど、こっちがいいとか、ここはダメじゃないかとか、こことここは合わせたほうがいいんじゃないかっていう意見を吸い上げた上で判断したいと言われて。そして宮崎社長も、そっちの方がいいと言って。
それを見ていて、すごくいい会社だなと思いました。

—— 最後に聞かせてください。MOTEXを人格で表すとすると、どんな人でしょうか?

熊谷:MOTEXとは「部活の仲間」。なんでもかんでも打ち解けて言い合えるし、一緒に話したり仕事させてもらうと熱量があるんですよ。
自分はこう思うからここをなんとかできないかっていうことだったり、ここをもっと良くするためにこうしたいんだっていうことだったり、もっとわかってもらいたいからこうしたいんだっていう熱量がある。
甲子園や国立のような目指すべきものがあった上で、一緒にやりとりができるから、部活の仲間のように感じるんだと思います。

みんなにも読んでほしいですか?

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