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【絵本紹介】 感動の一冊 バスが来ましたよ

子供たちにあふれた感動
「バスが来ましたよ」この一言が、病気で全盲となった山崎さんの通勤を10年以上支えました。声をかけたのは山崎さんと同じバスで小学校に通う、さきちゃん。そして、さきちゃんが卒業してもその声掛けはさきちゃんの妹や他の子へと引き継がれ、続いていきました。

10年以上にわたって続く小さな親切のリレーの物語 この物語が実話であることがさらに感動を深めていきます。

今年度、最も感動的な物語の一つ
子供たちは、まるで自分の身に起きたことのように感じ、そして、その場面を自分に重ね合わせ、同じような小さな親切が自分にもできるのではないかと思わずにはいられない そんな本です。

バスが来ましたよ 文: 由美村 嬉々 絵: 松本 春野

小学生たちが失明した男性のバス通勤を手伝い、その優しさが子供から子供へと受け継がれていく様子は、まさに心温まるものです。

小学校から届いた子供達の感想から
1年生
  ほんもののおはなしってしりませんでした。おんなのこがすごいなっておもいました。
2年生  ぼくは4冊目に読んでもらったバスがきましたよと言うお話で、しょうがいがある人に親切にすることはしないといけないことをしりました。
3年生  たくさんの子がやさしく「バスが来ましたよ」と言っていて、私も困っている人がいたら助けてあげようと思いました。
4年生  「バスが来ましたよ」が感動しました。小さな行動がつながっていき、大きな親切な行動にかわっていいなと思いました。
4年生  目が見えない人のために和歌山小学校に通う小学生がバスに乗せてあげたり、道を案内して目が見えない人を助けてあげたりしていたからとても良いことだと思いました。助けながら学校に行くということがすてきだなと思いました。
5年生  「バスが来ましたよ」に心を動かされました。さきちゃんの「バスが来ましたよ」がきっかけで周りの人も手伝うようになって10年間も楽しく安全に過ごして心が温まりました。私もさきちゃんのように助けたいです。
5年生 目が見えないのに仕事に行くのは大変だと思ったけど、さきちゃんや、みなちゃん、ゆあちゃんやその友達がいてくれたから楽しかったと考えました。
6年生  一番心に残ったお話です。目の見えない男性に声をかける女の子がとてもあたたかいなと思いました。人が支え合っているところをまねして学校生活を送りたいです。
6年生 「バスが来ましたよ」では、助け合いながら生きることが、いかに大切かということがよく分かりました。助け合うと、お互い温かい気持ちになるから大切な事だと思いました。ぼくも人助けができる人になりたいと思いました。
6年生 「バスが来ましたよ」の絵本が心に残りました。さきちゃんから始まった「バスが来ましたよ」が妹やその友達まで広がっていって、10年以上も近くで支えてくれて、すごく感動しました。
6年生「バスが来ましたよ」という本で、目が見えなくなった人を助けるという思いやりの気持ちを大切にして、誰とでも助け合える共生社会を受け継いでいくところが印象に残った。障害がある人を差別せず、世界のみんなが幸せに暮らせる(平等に暮らせる)ように。

また先生から「良い本をありがとう〜」と感想をいただくのもうれしいものです。

それぞれの学校から届く感想文






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