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舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」2回目観劇レポ ※ネタバレ有

こんにちは、もっちべーです!

今回はハリー・ポッターの舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」の2度目を見に行ってきたので、席位置やキャストの違いを含めて感想を残します。

「2回目って、そんなに見る価値ある?」と思うかもしれませんが、何度見ても「良い!!!」です。(私個人の意見です)


※今回は最初からネタバレ全開で飛ばしていくので、まだ観てないという方は、ぜひ見てから読むことをお勧めします!


↑ 観覧1回目のnoteはこちら。
ちなみに、観覧1回目の記事を読んでからの方が違いが分かりやすいです。


早速ですが、1回目との違いをサッとまとめますと、


・今回は、1階左側の前から3列目
(前回は、2階席の後ろから3列目、大分極端)
・藤原竜也ハリー(前回は向井理ハリー)
・アルバス俳優さんは前回と同じ、スコーピウス俳優さんが違う
(前回門田さん、今回渡邉さん)


上記の中でも最初に書いた席の違いがやっぱり一番大きな差です。

1回目とは真反対の席だったため、こんなに近くで見たら魔法のしくみがわかっちゃうんじゃない?ってドキドキでした。


そんな気持ちで会場入りしたのですが、とりあえず近い!!!


マジで目の前です。ぼ、帽子くん、上に何か見えてるよ……!


3列目は、見上げるくらいの位置で演者の表情はもちろん、手や口の動きまで見えるのがすごい……そして、マントの翻す音やなびき方がかっこよすぎる!!


特に、私がダンスで好きなのが2幕の最初のシーン


デスイーター達が、観客に恐怖を植え付けるかのような重厚感のあるダンスを魅せてくれるのですが、前回は見えなかった衣装の細かい部分まで見えて感動しました。

細かく言うと、背中にドラゴンのウロコ?背骨?のような装飾がされていて(鎧みたいな)それがほんっとかっこいいんです。おそらくこの場面でしか着ない専用の衣装だと思うのですが、ずっと見ていたい……!!


ただ、そんな衣装などを近くで楽しめる分、会場全体は見えないので、
・タイムターナーを使った時のプロジェクションマッピング
・ホグワーツを見る森のシーン
・ディメンターが客席に下りてくる場面
は少し物足りない感はありました。後ろ振り向いたり上向くのも大変ですし、初回だとそういった演出に気づかない人もいるんじゃないかなと。


そして、今回前で見ていて1番驚いたこと。


それは、マイクが入っていないのに喋っているシーンがあること


例えば、対抗戦のドラゴンの実況のシーン。
みんながわいわいしている中で、アルバスとスコーピウスはマイクがオフなんですが、ずっと2人で会話してるんですよね。ちゃんと目の前の人に聞こえるような声で!細かい……!

私が聞こえたのは、「ほら、見ろよ!」「すっげえな!!」くらい。本当はもっとたくさん2人でわいわい喋ってたんですが、メインの実況にかき消されて聞こえず…(結構いろんなこと話してた印象)

これは前列に居る人しか聞こえないので、ぜひ左側前列に座った方はここも楽しみの1つにしていただきたい……!


そして、最初に気になると言っていた魔法シーン


さすがに大分近くなので「なるほど」と思うシーンもありましたが、それでも全く分からないシーンがたくさん。

個人的に本当に謎なのが、タイムターナー

デルフィーがタイムターナーを粉々にして上に消えていくシーンでは、ほんと粉々になる意味が分からないし、みんなでタイムターナー使う時に手の中で浮くのやっぱり近くで見ても分からん。


あと箒が浮くのも、やっぱり近くで見てもわからない。

変身のシーンもどうみても魔法です……


結論:やっぱりわからん。あれは魔法でした。


魔法はほんと、どの席から見てもわけわからん(褒めてる)ですが、やはり個人的には最初は後ろで観たほうがダンスのかっこよさや魔法の感動が大きいかもしれないなーと感じました。

ただ、近くで見る方が表情や動きが見えるので、ストーリーへの感情移入がしやすく、特に最後のハリーとアルバスのシーンは後ろから見るよりも感動しました。


ちなみに、キャストの違いについては、藤原竜也は藤原竜也そのまんまでした!(いい意味で)

あの演技を間近で見られたのは本当に良かったです。迫力がすごい……!
(あとアドリブも面白かったです)

アルバスは前回と同じく福山君だったんですが、スコーピウス役は 前回が門田君、今回が渡邉くんでした。

違いとして感じたのは、門田君は子どもっぽさが全面に出てるなあ、というのと、渡邉君は少し冷静さや真面目さが出ているなあと。(私の感覚です)

キャストが違うだけでここまで違うか!と驚きました。
全然違う、というわけではないですが、キャスト毎の味が出ていて2回目も新鮮な気持ちで楽しめました。こんな体験なかなかない



そして今回、もう1点触れておきたいのが「音楽」



私も言われるまで全く気付かなかったんですが、今回の舞台って今まで映画で使ってきたBGMを一切使っていないんですよね。あの有名なメインテーマでさえ。

それって結構な挑戦だっただろうなって思ったのと同時に、逆に全く違うものに仕上げたかったのかなあとも思いました。映画と舞台じゃやっぱり印象が変わって当然ですし(キャストも全員違いますし)シリーズ8作品目と言いながらも、新たなフェーズというか映画に引っ張られないようにという観客に対する優しさもあるのかなあと。

でも、全く違和感ないんですよね。気づかないくらいに。

というかむしろ大好き。

先ほど、ダンスでは2幕の最初が好きと言いましたが、音楽については、最初の方に生徒たちが杖を持って踊る時の「Wand Dance」が1番好きなんですよね(おそらく1回でも観た人なら聞いてすぐに「ああ、これか」と分かると思います。カーテンコールでも流れたり、テレビでもよく舞台の紹介の時に流れる曲です!)

なんというか、「これが魔法だ!」と強く感じる音楽とダンスで、まだ半信半疑で舞台を観ていた人たちがここで一気に魔法の世界に引き込まれる、そんな場面だと私は感じました。もちろん、私もそのうちの一人です。

(どうしても語りたいので書かせてください。この「Wand Dance」の何が好きって、ここは生徒たちが順番に杖に光を灯していく場面なんですが、アルバスが光が灯らず苦戦するんですよね。そして、やっと光が灯った!からの曲の盛り上がりと笑顔で楽しそうに踊るのがほんっっと最高なんですよ!!!伝われ!!!!)



以上、ここまで2回目や音楽について語ってきましたが、まだまだ舞台を観たいと思っていて、せっかくなので目標を決めました。

それは、全ハリーのキャストを観ること!(他のキャストの方は入れ替わりが多いため、一旦ハリーキャストのみを目標に、ただ金額がそう安くはない……)

達成できるかまだ分かりませんが、石丸さんも来年1月に戻ってくるとのことで、望みが繋がりました(諦めかけてた)

また、3回目、4回目と観劇したら感想綴りたいと思います。

今回も長文になってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!次回の感想もお楽しみに!!

前回、存在を知らなくて撮れなかったキャスト表。今回はバッチリ撮ってきました!


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