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赤羽フォトロゲイニング2020開催!

9/12(土) に主催した「赤羽フォトロゲイニング2020」の開催レポートです。昨年に引き続きの開催ですが、今年は(一社)日本フォトロゲイニング協会の公式な登録大会として前回比で規模を拡大し、110人/42組と多数の方にエントリーいただきました。
お店(バイシクルラン赤羽)サイトにも以下開催レポートを記載していますが、こちらでは主催者/中の人 視点でレポートを書いておきます。

1. 開催までの準備

9/12開催は半年前から会場を予約し日程は確定していたものの、エントリー開始の7月中旬はコロナウィルス感染者増加の第二波が来たとも言われていた時期、意を決して開催を決断したものの、状況によっては開催中止とせざるを得ない状況でもありました。集客そんなが危ぶまれる中、今年は地元メディアの方にもアプローチし、いくつかのメディアさんにピックアップいただく事ができました。
まずは地元情報をこまめに配信されている赤羽マガジンさん。ありがとうございます!

これを見ていただいたからか、J:COMさんのローカル番組でも番組内で詳しく告知いただきました。

その後、コロナ感染者はいったん収束の方向に進み、エントリー終了予定の8月末を待たずに定員となり、エントリーを終了する事ができました。

2. コロナ対策

開催にあたり、コロナ対策を講じる必要があるため、以下のような対策をとる事としました。

①分散スタートによる密回避
100名が集中すると密状態になるため、10人程度の単位にスタートグループを分けて、スタート・フィニッシュを分散する形としました。開会式、表彰式等も省略し、成績確定、上位表彰は後日メール・郵送としました。
②手洗い励行、アルコールスプレー等の除菌対策
これは基本的な事ですが、参加者みなさんに協力いただき、運営上のルールとして、受付前、フィニッシュ後の手洗いの徹底や、アルコール除菌グッズやマスクの準備、スタッフのフェイスシールド活用等を行い、コロナ対策を行いました。

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③スマホアプリによる到達確認/写真チェック
ナビゲーションゲーム用スマホGPSアプリ「NaviTabi」(ナビたび)を活用し、ロゲイニング大会で時間がかかるフィニッシュ後の到達確認を大幅に省略する事としました。(これは色んな効果があったので後述します)

3. 開催当日

9月上旬という事で残暑を心配してましたが、当日はなぜか昨年開催同様の雨模様、しかも前日予報は豪雨予報で急遽中止も想定せざるを得ない程とても心配しましたが、予報はよい方に外れてさほど激しい雨は降らずでホッと一息。大雨予報に備え、少しでも無理なく回っていただくため、電車・バスの利用可にルールを急遽変更したのですが、各チームとも走りたい盛りのようで多くのチームは自らの足で走り回っていたようですw

運営としては、10人前後のスタートグループ単位で指定時間きっちりに受付に来場いただき、健康チェックをして地図を配布、作戦会議は20分程度とし、スマホアプリの簡単な説明をして、スタートに移動し、受付30分後にはスタートするイメージ。みなさん想定通りに対応いただき、主会場の小ホール(通常定員135名、コロナ影響で当日の定員は43名)は、常に10-20名程度でご利用いただき、密になる事なく進行する事ができました。

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会場にはスマホアプリNaviTabiの提供元、ナビたび合同会社の入江さんや、トレイルラン業界では有名なハセツネで焼肉を楽しむばななさんにも来場いただきました。(ばななさんは某ランニング雑誌の取材を兼ねてお越しいただいたので、雑誌の記事に登場させてくれるかも?)

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制限時間は3hなので、全チームのスタートが順次終わると、今度はフィニッシュ制限時間に向けて、各チームが続々とフィニッシュに戻ってきます。雨混じりの天気だったけど、みんな笑顔が多くてこちらも笑みがこぼれます。
※以下はNaviTabiの各チームのチェックポイントやフィニッシュの到達時の写真からピックアップし集約したものです。ふだん運営者側は各チームがチェックポイントへ到達した姿は見ることはできませんが、Navitabiは各チームの通った軌跡や各チェックポイントの到達写真まで確認する事ができるので、運営者側も参加者と同じ視点で楽しませてもらう事ができます。これは面白い!! みんな楽しそうだなあ (^^)

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という訳で、雨ニモマケズ、各チームなりに楽しんでいただけたようで何よりでした。

4. 人気?チェックポイント

事後に参加者みなさんにアンケートをお願いした中で、お気に入りのチェックポイントについては主に以下を挙げていただきました。
※まだ行ったことない方は是非探しにいってみてくださいね。もちろん場所は内緒ですよ。

①屋上のたどりつけない神社
知る人ぞ知る赤羽名物、駅近くの繁華街のビルの屋上にある現場にはちょっと手前までしかたどりつけない神社の祠。ちゃんと「参道入口」があります。

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②手押しポンプ(シリーズ)
十条近辺を中心に、昔から湧き水が豊富だったため、昔 井戸水を汲み上げていた手押しポンプが色々あり、またちょっと隠れた路地裏にあるのでチェックポイントには最適なので、今回もいくつか設定しました。

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③北風小僧像
「見つけるのが難しかった~」との声が多かった、ガード下に隠れてひっそりたたずむ男の子の銅像。北赤羽方面にあります。各チーム やっと見つけた感激からか「小僧と同じポーズで」との撮影指示にも忠実に対応いただきましたw

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5. スマホアプリ「NaviTabi」について

今回コロナ対策も踏まえ採用したスマホアプリ「NaviTabi」は、ロゲイニングやオリエンテーリング等のナビゲーションゲームをスマホで本格的にプレイできる優れものです。実はフォトロゲ協会の登録大会での利用は初採用との事で若干不安もありましたが、概ね問題なく利用する事ができました。
実際使ってみて、プレイヤー側、運営者側それぞれでメリットを感じました。

【プレイヤー側】
・到達記録がアプリに登録・集計されるので、フィニッシュ後の記録集計、報告が不要。
・フィニッシュ後に即時速報順位が確認可能
・自チーム/他チームのたどった軌跡を後で確認可能なので、反省会のネタにも便利。(どこでウロウロし手間どったか軌跡ですぐわかる)
【運営者側】
・スコアの集計がほぼ不要、写真の確認も自分のスマホ、Webですぐにできる
・プレイヤーの現在位置がリアルタイムに把握できる
・プレイヤーが楽しんだ写真や軌道を同じように楽しめる
・各チームの軌跡が動的に確認できるので、上位チームでも手間取ったチェックポイント等を把握し、次回以降のコース設定に役に立つ

ただし以下課題もありました。(この辺はフォトロゲ専用アプリではないので、大会運営者側での工夫が必要)

・スマホの電池消耗が激しい (予備バッテリーは必携品)
・iOS版、Android版で若干挙動に差異あり (マニュアルを個別に準備し対応)
・スタート/フィニッシュ時間は写真撮影終了時刻と多少異なるので、制限時間ギリギリの場合の運用が微妙
・アプリが強制終了し、プレイ継続できない場合があった (今回は42チーム中、2チームあり...スマホ性能や利用条件によると思われる)
→この点は事前に想定の上、手動での記録確認で補完する準備が必要。

なお走行ルートは動的に確認できるので、優勝チームの軌跡をYoutubeにupしてみましたよ。

6. おわりに

という訳で、参加者及び協力してくれたスタッフのみなさんのおかげで、コロナ禍の中のイベントを無事開催する事ができました。またみなさんの笑顔を拝見できるよう、次回イベントもしっかり企画したいと思いますので、改めてのご参加お待ちしております。みなさんご協力ありがとうございました!

※以下は成績表です。

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※最後は、今回の優秀なスタッフみんなの終了後の写真です。協力ありがとう!

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#赤羽 #北区 #フォトロゲ #フォトロゲイニング #ロゲイニング #NaviTabi


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