motoaki

メーカーエンジニア→総合商社エネルギー事業部→MBA→ベンチャーCo-founder …

motoaki

メーカーエンジニア→総合商社エネルギー事業部→MBA→ベンチャーCo-founder & CFO →外資系メーカー事業開発→営業責任者。 仕事観やキャリア開発等、自分の思考整理のために発信していきます。自分が社会に向けて提供できる価値について考え、3分で読める内容に整理します。

最近の記事

弔事でなにを言ってもらうか

最近、なにをゴールにして人生を生きるのかをずっと考えている。終わりよければ全て良しという格言が示す通り、途中の道では苦労はしたとしても、やはり最後に「よい人生だった」と言って生涯を閉じられるように生きていきたい。

有料
300
    • ニューノーマル働き方

      2020年頃からコロナウイルスまん延防止としてリモートワークが増えてきた。一時はリモートで勤務することのほうが出社するよりも多かったのではないかと思えるほどである。 新しい働き方の選択肢が増えたのは前向きに捉えるべきことである、一方でリモートワークが必ずしも最適解ではないような気がしてきている。。ニューノーマルって少々古い感じもしますが、ようやく自分の新しい環境を作らないといけないと思ってきたので、ツラツラと綴ってみたい。

      有料
      300
      • 知床遊覧船事故から経営の重要性を痛感

        最近気になったニュースとして、知床の遊覧船遭難事故があります。この事故でで経営の責任の重さを痛感 GWを直前にひかえ、知床では凄惨な事故が起きてしまいましたね。 報道では多少の過剰な内容になっているかもしれませんが、安全に対する意識、管理がずさんであったことは間違いなさそうですね。 安全はどこまで優先されるべきなのか?しかしながら、自然を相手にしている以上、安全が絶対ということは不可能であるので、どこまでやるのかが争点ですね。過剰になってしまうと、コスト増となり、客への

        • Whyを語るー3月期振り返り

          早いもので、今日から4月、日本でいえば新年度ですね。 私が社会人になってからちょうど20年目の節目を迎えました。 20年前のあの日も、今日と同じ様に春先の少々肌寒い日だったことを記憶しています。 小さな不安と、胸いっぱいの希望をもって、今では考えられないくらいの通勤ラッシュの京浜東北線に乗り、汗だくになりながらも本社のあった有楽町駅に降り立った時のあの感覚、今日から社会と向き合わなければいけないと教えられた入社式での社長からのメッセージ、どれも懐かしいです。 あの日の感

        弔事でなにを言ってもらうか

          カタライザを卒業します

          2020年4月から2年間に亘り、母校であるビジネススクールにおいて、基礎クラスで学び方を教える役割であるカタライザという役割を担っておりました。この度、学校側の制度改革理由と、自身の業務とのバランスを鑑みて3月末をもって、その任を終えることとなりました。 カタライザとは?カタライザーとは、クラスでの勉強方法や心構えなどをアドバイスすることで「皆さんの学びが深くなるようお手伝いする」役割を担っています。 因みにカタライザーは英語の Catalyze(触媒)に由来しています。

          カタライザを卒業します

          なんで戦争が起きるのか?-2022年2月期振り返り

          悲しむべきことにロシアがウクライナに侵攻した。紛争というレベルの問題ではなく、戦争に匹敵する一大事であるという危機感がある。Wikipediaで調べてみると、戦争という名前がついている争いは結構多くある。 しかし、ロシア軍 vs NATO軍という、ここまでの規模の紛争は1991年の湾岸戦争以来の戦争になるのではないかと危惧している(当時私はまだ小学生だったので、それほど深刻にこの問題を把握できていなかったが、大事であることはなんとなく感じていた)。 地政学的なことには、詳

          なんで戦争が起きるのか?-2022年2月期振り返り

          やるべきことをやる−2022年1月の振り返り

          早いもので2022年も1ヶ月が終わってしまいました。                            自社で中期経営計画を立てており、2025年までに昨年実績の4倍の売上高を達成することを掲げている。今年から毎月会社のメンバーに向けて毎月の振り返りを社内コミュニケーションチャネルに投稿するようにした。こちらにも一部修正したものをアップしていきたいと思います。 不確実性が高いからこそしっかり考えるオミクロン株など先の見通せない状況ではありますが、我々としては、やるべき

          やるべきことをやる−2022年1月の振り返り

          当事者意識に気がついた

          仕事でよく「当事者意識をもて」と言われる。 スティーブン・コヴィーの7つの習慣でも第一の習慣として取り入れられていることは有名である。それくらい当事者意識って大事なんだと思う。なんとなく大事っぽいのはわかるんだけど、その解釈って人それぞれなビッグワードな気がするんですよね。 当事者意識とは何か?について考えてみました。 リクルートの掲げる「圧倒的当事者意識」リクルートでは仕事のスタンスのトップには「圧倒的当事者意識」という項目が定義されている。 全ての仕事の先にはお客

          当事者意識に気がついた

          【年末のご挨拶】新しいチャプターに向けて

          早いものでもう今年も残りわずかとなりましたね。年末のご挨拶でございます(会社のメンバー向けに発信したものをコピペ)。 私が今の会社に入社してなんとか半年間やってくることができました。 ひとえに、皆様の日々の活動のおかげでございます。この場を借りて再度御礼申し上げます。 皆様方におかれましては、どのような一年間でしたでしょうか?また、一年間を振り返って、どんな気分でこれを読まれていらっしゃるでしょうか?コロナという環境もすっかりこの状況が当たり前になりつつありますね。そんな

          【年末のご挨拶】新しいチャプターに向けて

          英語力の前に鍛えるべき能力があるのでは?

          学生時代からずっと英語って大事なんだよね!って無批判に思ってしまっていた。はい、典型的な思考停止状態(*´ω`*)。英語ってコミュニケーションツールなだけなのに、なんでこんなに問いただされるのか?相手が何を考えているかよりも、相手が何をどう話しているのかということに人々は意識を向けがちなのではないだろうか。日本人は英語が苦手と言われるが、これは汎用性が高いがために、どこでも聞く「事実」なので、それを無批判に重要だと思っているのではないだろうか?英語力よりもビジネス界に於いて重

          英語力の前に鍛えるべき能力があるのでは?

          上司が変わったら変えるべき行動

          変化のスピードが早くなるにつれて、組織も変革が求められる。異動・転職などで上司が替わる、または上司が自分の部署に異動・入社してくるケースも増えてきているのではないだろうか。 私は今年の7月にと某外資系企業の日本法人のトップになった。既存メンバーにしてみれば、突然全く会社と関係のない人間が上司になったのである。今まで10年間に亘り部下を持つマネージャーをやってきているが、メンバーのことを全く知らない環境に飛び込むのは初めてであり、組織という観点から非常に新鮮な気づきを多くもら

          上司が変わったら変えるべき行動

          夢を語ることは恥ずかしいことではない!

          最近、自社でメンバー達に、こんな会社にしていきたい、自分はこんなふうになりたいなど夢ばかりを語っている。 今の会社に入社して早くも4ヶ月近くが経過したが、徐々に課題が見え始めてきている。当社は外資系企業で本社からディレクター(経営者)が派遣される形で今まで日本支社が運営されてきていた。気がつけば日本支社ができてから14年が経過しているが、業績は鳴かず飛ばずで停滞しており、世界に28ある支社の中でも、かなりの下位に低迷してしまっている。ここで顕著なのは他国でも同じようなマネジ

          夢を語ることは恥ずかしいことではない!

          アウトプット思考で学びを深める

          昨年から、某ビジネススクールの思考系クラスにおいて、受講生の学びを促進するカタライザ(メンター)という役を担っている。自分も5年前に受講したクラスで懐かしいという思いに耽りながら、自分も学びを実務にフル活用できてないと感じる場面もある。思考系クラスを傍聴していて、気がついたことを記しておきたい。 思考は日常業務・日常生活でも常に営んでいる行為であるにもかかわらず、その行為は無意識に行われており、体系的に理解されていないケースがほとんどであると感じている。 仕事で報告書やメ

          アウトプット思考で学びを深める

          ビジネスにおける時間の価値とは?

          前稿で時間の価値について記述したが、本稿ではビジネスにおける時間の価値を考えてみたい。そもそも時間的価値をまとめてみようと思ったきっかけは、前職で仕事をしているときに時間を意識していないと感じたからである。 毎月の生活することにお金が必要なように、会社を経営するにもお金がかかる。企業の費用は大きく分けると固定費と変動費に分けることができるが、固定費はほぼ時間でチャージされるという特性をもっている。費用面だけみても時は金なりということが言える。 Cash Is King:現

          ビジネスにおける時間の価値とは?

          時間を生き抜くために使いこなす

          将来のことを考えると、時間って無限にあるかのように思えてしまう。逆に過去を振り返ると10年とかでもついこの間っていう感覚になる。 先月末で現在勤めている会社を退職した。この企業にお世話になったのは、2年半という期間である。入社した当時に自分が成し遂げたい3カ年計画を(ひっそりと)作成していた。正直、三年あれば何でもできるような気がしていた。だが、振返ってみると何もできなかった。時間に対する意識が甘かったと猛省している。人間は楽をしたいという本能的な欲求がある生き物であると思

          時間を生き抜くために使いこなす

          コモディティ化するニッポン

          安いニッポン 「価格」が示す停滞 (日経プレミアシリーズ) 中藤 玲 が面白かったので、書評を。 かつて世界最大の経済大国であった日本私のような1970年代生まれの日本人にとって、日本は高コスト型で付加価値の高い製品を製造するというイメージのハイテク国家である。1989年の全世界企業の時価総額ランキングにおいて、TOP10のうち7社を日本企業が占めている(TOP50でも32社が日本企業)。 "Japan as No.1”が世界の常識であった時代である。 私よりも上の世

          コモディティ化するニッポン