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日本武術

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日本武術についての記事です。
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記事一覧

空手の突きと柔術の突きの違い

空手の突きと柔術の突きの違いについては、以前アメブロのほうで述べたことあるが、最近SNSで…

本部流
3週間前
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武術の復元

近代以降、東アジアでは多くの伝統武術が失われた。しかし、今日、ネット上では様々な人が失わ…

本部流
7か月前
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大東流の起源と沖縄手

これまでの考察をまとめてみよう。近年、武田惣角の戸籍(控え)が発見され、そこには農民(平…

本部流
11か月前
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西郷頼母は大東流を教えたのか

これまで見てきたように、旧会津藩家老・西郷頼母(のち保科近悳に改名、1830-1903)が武田惣…

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本部流
11か月前
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大東流と沖縄武術の共通点

『日本武道全集」第5巻(人物往来社、1966年)に、大東流合気柔術の特色を述べた以下の一文が…

本部流
1年前
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武田惣角と西郷頼母

「武田惣角の系図と戸籍」で述べたように、武田氏の戸籍に記されている職分は農民であった。実…

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本部流
1年前
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武田惣角と会津武術

『日本武道全集 第5巻』(1966)に、武田惣角の初期の武歴について以下の記述がある(注1)。 前回の記事で紹介したように、武田家の戸籍の身分は士族ではなく農民であった。したがって、源義光(新羅三郎)を開祖とし、連綿と甲斐武田家、会津武田家へと大東流が受け継がれてきたという説は立証が困難になった。言い換えるならば、武田惣角が父や祖父から家伝として大東流を習った可能性は乏しいということである。 一方で西郷頼母(のちに保科近悳に改名)から教わったという説はどうであろうか。上

武田惣角の系図と戸籍

『武田惣角と大東流合気柔術』(2002)に、以下の記述がある(注1)。 周知のように、大東流…

本部流
1年前
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本部朝基の柔道研究

本部朝基は実践的な武道家がしばしばそうであるように、生涯にわたって武術の研究を続けた。本…

本部流
1年前
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柔道の離隔態勢の研究と戦技柔道

講道館の機関誌『柔道』(昭和18年8月号)所収の南郷次郎「本年の暑中稽古」に以下の記述があ…

本部流
1年前
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取手と捕手

前回の記事で、唐手(空手)の起源に柔術説があるというのを紹介した。また、トリテという呼称…

本部流
1年前
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空手の柔術起源説

沖縄では、柔術技法(投げ技・関節技等)のことを取手(とりて、方言でトゥイティー)と呼ぶ。…

本部流
1年前
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大東流伝書と沖縄手

松田隆智『秘伝日本武術』(1978)の「大東流発生と伝承の謎」の章に以下の記述がある。 たと…

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本部流
1年前
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