本橋隆司

フリーでウェブ媒体などの編集、ライティングなどもろもろやっています。立ち食いそば、大衆…

本橋隆司

フリーでウェブ媒体などの編集、ライティングなどもろもろやっています。立ち食いそば、大衆そばを深掘り中。なのですが、ここのところ古くからある町パンに興味が湧いてきて、あちこち食べています

最近の記事

町パンの歴史、藤乃木と藤の木と藤ノ木とフジノキ

前回からの続き (前回はこちら) 「ふじのき」がたくさんある!自宅近所の下井草にある町パン「フジノキ」で、おいしすぎるクリームパンにぶっとんだ私。気になったもので「パン フジノキ」で検索をかけてみたところ、なんと同名のベーカリーが練馬・杉並に数店舗あることを知る。チェーン店なのかと思ったけれど、どの店も読みは同じながら、漢字がちょっとずつ違っているから、それぞれ別の店らしい。とりあえず書き出してみると……。 「フジノキ」下井草 「藤の木」西荻窪(https://twitt

    • 下井草フジノキのクリームパン

      前回からの続き(続きはこちら) 立ち食いそばライター兼パンライターへということで、パンの業界誌『B&C』から企画出しを求められたわけだが、長年、そばばかり食べてきたわけで、アイデアはなにも思い浮かばなかった。 ……ウソです。話を振られた時点で、すぐ頭に浮かんでいた。それは「町パンを取材する」というものだ。 町パンとは、アンパンやカレーパンの並ぶ、昔から近所にあるパン屋さんのこと。正式名称ではないし、マイナーだが、一部、大衆食マニアの間では、ジャンルとしてちゃんと認知され

      • 上井草「カリーナ」のサンドイッチ

        かつてはどこの町にもあった、アンパンやカレーパン、サンドイッチが並んでいる町のパン屋さんの魅力に、ある日、突然ハマってしまった。 きっかけはコロナだ。もともとは立ち食いそばの記事を書いていて、そばばかり食べ歩いていたのだが、コロナのせいで取材がストップ。本業がリモートワークでも支障がないニュースサイトの編集ということもあり、家に引きこもるようになってしまった。 しばらくは家でそばを作って食べていたのだが、たまには違うものをと考えて思いついたのが、自宅近く、上井草にある「カ

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