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オペラショウ⁉️

2024年4/2〜5
有楽町朝日ホールにて
有楽町朝日ホール40周年記念
プッチーニ没後100年
オペラショウ《ラ・ボエーム》公演に
音楽家ショナール役で出演しました

“オペラショウ”とは、オペラ季節館(代表:伊勢谷宣仁)が創立時から称している音楽劇の様式で、正歌劇より、舞台全体をミュージカル的にショーアップした作品を指します。

イタリア語の歌詞を全て日本語に翻訳し直し、オーケストラはピアノ、ヴァイオリン、電子ピアノ、ベース、ギター、ドラムによる小編成のアンサンブルで、指揮者はなし。8ビートを効かせたりして、よりカジュアルに聴こえる工夫があちこちに散りばめられていました。そして、より話の内容がわかるように、ショナールによる解説が1・2・4幕冒頭に挿入されました。
ショナール役の僕にとってはこのセリフの決定版をいただいたのが公演5日前、しかも前回八ヶ岳でのセリフと文章の内容や順序が微妙に変更されていたため、新しいセリフを覚える以上に難しいミッションでした。なんとか終わったことにホッとしてます。

4幕物のオペラを2幕とし、舞台を3箇所に分けて場面転換なしで、全体を夢のような絵画の中に引き込むような雰囲気の新しい手法で、お客様の反響からすると、皆様オペラを楽しんで下さったように感じます。
写真はカフェ・モミュスでムゼッタがマルチェッロの気を引こうと騒ぎ始めるシーンです。まるでレンブラントの絵画のようではありませんか?

2キャスト全6公演を無事終えてみて、せっかく出来上がった素敵な舞台を、またいつかどこかで再演できたらいいなぁと思っています😊❣️

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