見出し画像

【ミスチル自分史】(2)中学生のころ

トップ画像は、coooooom7さんからお借りしました。ありがとうございます!


私が中学生だったのは、1995年から1997年の3年間にあたる。この頃のMr.Childrenは、出す曲出す曲が次々にメガヒットしていて、「日本を代表するミュージシャン」という地位を確立した時期だ。
シングルCDでいえば、

「Tomorrow never knows」(1995年 4位)
「Everybody goesー秩序のない現代にドロップキックー」(1995年 21位)
「【es】〜Them of es〜」(1995年 12位)
「シーソーゲーム〜勇敢な恋の歌〜」(1995年 5位)
「名もなき詩」(1996年 1位)
「花 - Memeto Mori-」(1996年 5位)
「Everything(It's you) 」(1997年 8位)
           *年間ランキングはオリコンチャート

という、なんとも豪華な顔ぶれが並ぶ。

この頃の記憶を思い出してみると、当時のJ−POPはとても元気で、小室哲哉が全盛期だったり、とにかく世の中に多くの名曲が生まれていた。その中で、私にとってMr.Childrenとは、「よく聴くアーティストの中の1つ」というほどの感じで、「一番好きなアーティストはミスチルだ」との確信はなかった。その理由の1つに、ミスチル大好きなクラスメイトがいて、なんとなく「かぶりたくない」という中学生っぽい理由もあった気がする。他の人とは違うオンリーワンでありたいみたいな、カッコつけたい理由のような。

アルバム「深海」がリリースされたのもこの時期だ。

ある日の教室で、クラスメートが「新しいアルバム、全然シングルが入ってないよね」と言っていたことをなぜだか覚えている。でも、そのときはその意味がよく分からなかった。(そのあとシングル満載の「BOLERO」が出てようやく分かった。)

「深海」は世間的に物議をかもしていたらしいけれど、中学生の自分にはそんな情報もなく、曲と曲がつながっている不思議なアルバムだなぁーとか、CDジャケットの海の中のイスがカッコいいなーとか思っていた。カセットテープに録音して、買ったばかりのウォークマンで何度も聴いていた。「シーラカンス」の後半の加速するところや、「ありふれたlove story」のサビのメロディーが印象に残っている。