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『HADO』でのランキング制度導入に対して意識した事 [前編]

HADOでは今シーズン(2019年SPRINGシーズン)からHADO日本ランキングという制度を導入しています。

ランキング制度ってなんとなくどのスポーツ競技にも存在すると思っている方も多いかもしれません。
たしかに、国別の世界ランキングなどは多くの競技に存在しています。

ですが、国内ランキングを公表している競技って案外少ないです。
ましてや、チーム競技においては皆無なのではないでしょうか。

今回は、どういう目的でどのような事を考えHADO日本ランキングを制定したのか。導入後3ヶ月が経とうとしている現時点での成果を前後編に渡って書いていきます。

なぜランキング制度を導入したか

私がHADOの開発側からマーケティング側に異動したのは2018年の8月頃でした。
その時に真っ先にやっていきたい事としてランキング制度がありました。

私は元々スポーツ業界に身を置いていた人間ではないので、スポーツ業界においてランキング制度というものがどういう位置づけなのかはわかりませんが、ゲーム業界(特にソーシャルゲーム)に身を置いていた人間としては、ごくごく当たり前にランキング制度の重要性を感じていました。

みなさんも様々なアプリゲームやビデオゲームをやっていると思いますが、そのほとんどのゲームにランキングってありますよね。
特に競技性の高いゲームにおいては最重要な要素です。

ソーシャルゲームでのランキングはエンドコンテンツとして機能し、コアプレイヤーの承認欲求を満たす施策として用いられてきました。
有名なマズローの欲求5段階説の上から二つ目の尊厳欲求(承認欲求)ですね。

その要素はもちろんHADOにも転用できるはず、という考えでランキング制度の導入を実施しました。
(ちなみにHADOプレイヤーを増やす上でマズローの欲求5段階説は結構意識しています。このあたりも別の記事で書こうかと。)

ランキング制度制定の事前準備

ランキング制度を開始するにあたって、まず行わないといけなかったのが、『チーム』というものの定義でした。

個人競技とは違い、HADOは3〜5人で行う団体競技なので、チームという概念があります。
ですが、昨年前半まではトップチームですら誰が所属しているのかも定かではない状態でしたし、大会ごとに即席チームが出場していたりしました。

このままランキング制度を開始してもカオスで不公平な状態になってしまいます。
そこで、まずは昨年のCLIMAXシーズンに「HADO公認チーム」というチーム登録制度を作り、『チーム』の定義付けを行いました。

このHADO公認チームという制度により、運営側がチームのメンバーの把握やメンバー移籍のルールができ、公平なランキング制度を開始する準備が整いました。

続きは後半で

さすがに長文を毎日書くのが辛くなってきたので、前後半に分けるというテクニックで乗り切ろうと思います。

次回は、ランキング制度の中身をどう決めたかと、実際にスタートしてみての感想や実績などを書きますのでお楽しみに。

さて、最後に告知!
5/11(土)に開催される「HADO SPRING CUP 2019」の観戦チケットが販売中です!

今回はランキング制度の話をしていますが、そのHADO日本ランキングのトップ4チームには予選免除でSPRING CUPの出場権が与えられます(その他予選大会を勝ち抜いた4チームの計8チームが出場)。

熾烈なランキング争いを勝ち抜いた日本で(=世界で)最もHADOが強い8チームが集結し、SPRINGシーズンの王者の座を懸けて戦います!
本当にアツくて面白くて感動する試合ばかりですので、是非現地でご観戦ください!

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後編の記事はこちら。


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