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イベントに出店してみることにした_本番編

おはようございます。娘がとうとう4歳で家族全員の干支を覚えて、心底スゲーと驚愕していたら、
飼ってる猫の干支を「鹿」だと言い放ち、一瞬「そうなんだ!」と納得しそうになったmotomです。
#ないよ
#ちゃんと最初から数えたよ
#羊の次あたりはテンポ的に入れそう

さて今日はイベント出店怒涛の3日間を経て感じたことを書きたいと思います。前回に続きコミュニティー醸成の話しです。

▼同じ目線で時間を共有する

今回僕らは1つの実験を試みてました。
それが、共有する時間の目線を変えるとどうなる?
です。
目線を変えるとは、捉える対象物を変えるということで、
過去僕らが施工業者として本番期間常駐をしていた時は、
捉える対象物は“設備”でした。問題なく作動してるか、危ない使い方をしてないか、など。

方や今回は、どれだけ商品が売れた?や、釣り銭が足りなくてヤバそうだ!など捉える対象が“機会”でした。

しかも今回は出店者として参加してたので、他の出店者と捉える対象物が同じだったんです。
これが今回大きな収穫だったなと思いました。

何が大きかったって、共通言語の多さからなるコミュニケーションの深さです。
「昨日は雨で売上全然立たなかった!」「ウチもですわ!ガハハ!」や、
「釣り銭足りなくなった!」「じゃあウチ余ってるんで両替えしますよ!」
など。

これは同じ目線で時間を共有してないと絶対できない会話です。ここで自然と共感を創りだせるのは、人間関係構築に大きく寄与します。
施工業者立場で感じていた物足りなさはこれだと痛感しました。

▼もう一度確認

さて僕は今何故この様な、抽象的な物差しでしか測れない価値に興味をしめしてるのか再度整理したいと思います。
それは過去にも話した、これから迎える不可逆的な未来にあります。

国内では多くの類似サービスが乱立し、かつ消費者が今後確実に減っていくわけですから、全体マーケットそのものの縮小は避けれないとすると、
「誰から買うか」がより一層の購買動機になると個人的にはみてます。

その誰から買うかの人検索に引っ掛かるためには、
いわゆる「ファン」になってもらうことが不可欠です。
ではその方法とは?

▼giveできるチャンスだらけ

これも過去回でもお話ししましたが、先ずは自分から相手にgive(与える)することだと思います。

でもgiveするにも機会がなければ成立しないので、
実はこの出店するって、giveするチャンスだらけだって事に気付いたんです。

「釣り銭足りなくなっちゃったから両替してー!」
「イイっすよー!」

「余ってもう直ぐ捨てちゃうんで、良かったらコーヒー飲んで下さい!」
「あざーす!」

この2つの事例だけで、一気にファンになってもらえるなんて事はないでしょうが、
同じ目線で時間を共有する何百人・何千人を対象とした人達に、
一気にgiveできる機会が巡ってきたと捉えると、
スゴイと思いませんか?

少なくとも上記2つのgiveだけで、会話した2人からは「こいつはイイ奴」や「やっぱりイイ奴」とちょっとは思ってもらえたと思います。
見返りなんて1mmも求めてなくて、むしろこの機会の方がよっぽど価値が高いと思います。

giveした結果が、直ぐに成績(利益)として反映されないので、評価しづらく甘く見積もられがちですが、
長い目で見ると、ファンになってもらった方が利益の最大化には最適な手法だと強かに思う今日この頃です。

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