見出し画像

続)笑点の歴史と勢力変化のまとめ

笑点の歴史と勢力変化のまとめ の続きです。順番に読むと解りやすいです。

1988年から2004年まで、実に16年間固定メンバーだった笑点も徐々にメンバー交代が進み2022年以降は毎年1名の入れ替わりが発生しています。

2024年現在のメンバーはこちら
司会:春風亭昇太(2006-) 落語芸術協会
三遊亭小遊三(1983-) 落語芸術協会
春風亭一之輔(2023-) 落語協会
林家たい平(2004-) 落語協会
立川晴の輔(2024-) 落語立川流
三遊亭好楽(1988-) 円楽一門
桂宮治(2022-) 落語芸術協会
座布団運び:山田隆夫(1984-現在) 一応落語協会に弟子入りしているが前座にさえなっていない様子

近年のメンバーの変遷はこちら
2004年 林家こん平 落語協会 → 林家たい平 落語協会 
2006年 五代目三遊亭円楽 円楽一門 → 春風亭昇太 落語芸術協会
2016年 桂歌丸 落語芸術協会 → 林家三平 落語協会
2022年 六代目三遊亭円楽 円楽一門 → 桂宮治 落語芸術協会
2023年 林家三平 落語協会 → 春風亭一之輔 落語協会
2024年 林家木久蔵 落語協会 → 立川晴の輔 落語立川流

笑点が開始したのは1966年
途中、1988年から2004年の16年間はメンバーが一人も変わらなかった。その間の勢力図は
落語協会 2名
落語芸術協会 2名
落語立川流 0名
円楽一門 3名

2024年現在の勢力図は
落語協会 2名
落語芸術協会 3名
落語立川流 1名
円楽一門 1名

落語協会は2席を維持(2016-2024年は3席体制)
落語芸術協会は1名増、落語立川流も1名増、立川流からの参加は初である。(立川談志が番組開始の1966年から1969年まで参加していた際は落語協会所属)
これにより江戸落語の4団体からのメンバーが揃うことになった。
円楽一門は円楽(5代目、6代目)の逝去もあり現在1名のみ。最期の1名の三遊亭好楽も77歳であり高齢が気になる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?