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『裸でも生きる』25歳の女性起業家がバングラデシュで起業したお話

アジアでもっとも貧しい国といわれるバングラデシュ、賄賂や不正が当たり前の国だといわれています。

そんなバングラデシュに、23歳になった山口絵理子さんは飛行機で降り立ちました。

政治汚職度ランキングは世界第1位、ある意味魅力的ですが、女性が単身で住むにはかなり厳しい国だと言えるでしょう。

バングラデシュって、今でも人口の40%が1日100円程度で生活しているらしいです。

もし、一般的な日本人がバングラデシュに住んだら…一瞬でお金持ちになれるような国なんです。

そんなバングラデシュに、山口さんは大学院に通うために降り立ったんです。

授業料が2万円だったらしくて、格安ゆえにバングラデシュを選んだそうなんですよ。

なんとまあ男らしいというか、山口さんはワイルドです。

けれど、バングラデシュの空港に降り立った山口さんは、10分で「帰りたい」と思ったそうで、当然といえば当然ですよね。

私なら着いた瞬間、帰りのチケットを買って日本に帰ります。

世界には、まだまだ生活に困っている国が存在します。

私が子供のころ(1970年~1990年くらい)は、発展途上国と呼ばれる国々がたくさんあって、大変だな…日本に生まれてよかったと思っていました。

現在の世界は、かなり貧しい国が減って、それなりの暮らしができるようになっていると聞いていました。

それでも、バングラデシュのような国があるんだなと再確認させられました。

発展途上国は劇的に減っていても、いまだ発展途上の国々は存在しているんです。

その国々の国民が幸せかどうかは、お金だけは計れないとは思います。

しかし、これだけ世界が発展しているのにその恩恵を受けることができないのは、あまりに悲劇的だと思います。

バングラデシュの政治家だけが悪いわけではないとは思いますが、賄賂で私腹を肥やしている場合ではないと思います。

そんなバングラデシュで山口絵理子さんが、どんな暮らしをしていたのか?

それは『裸でも生きる ~25歳女性起業家の号泣戦記~』に詳しく書いてあります。

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女性起業家の挑戦、バングラデシュで起業した

日本では頑張ればいくらでも現実を変えられるが、バングラデシュでは頑張っても報われない現実があります。

山口さんは1人でできることの限界を感じて、異国の地で起業することを決意しました。

世界中どこにいても1人でできることって小さなことですが、それでも努力すれば1人でも成果を得ることはできます。

バングラデシュでも、そりゃあ努力すれば成果は得られるでしょう…

しかし、それは想像を絶するほど小さなものなんでしょうね。

会社を興し、協力者を得れば成果は加速するでしょうから、山口さんはチャレンジしたんでしょう。

しかし現実は甘くありませんか、挫折の連続であきらめかけたことも多々あったと思います。

それでも山口さんは、自身の夢のため、そして関わったバングラデシュの現地の人々に、少しでもいい暮らしをしてもらいたい一心で頑張ったと思います。

その会社名が「MOTHER HOUSE」

その会社名の由来は「マザーテレサ」と、貧しい人々に安心できる家があればいいのにという願いをこめた「ハウス」を組み合わせたものでした。

この記事は書評に過ぎませんので内容までは書きませんが、さまざまな苦労、挫折、改善、会社に携わるすべての人の協力があってこそ、現在の「MOTHER HOUSE」があります。

→どのような会社なのか「MOTHER HOUSE」のリンクから確かめてみてください。

バングラデシュのみなさん、そして、山口さんの血と汗と涙の結晶ともいうべき商品たちと考えたら、感慨深いものがあります。

それにしても、我々日本人は恵まれていると感じます。

そりゃあ確かに、沈みゆく船「日本丸」とは揶揄されることもあり、個人的には沈みゆく船と感じている部分も多々あります。

それでも、世界有数の経済大国であることに間違いありません。

そんな日本に住んでいながら、小さなことで悩んでいる自分が恥ずかしくなりました。

あまりネガティブに考えない私ですが『裸でも生きる ~25歳女性起業家の号泣戦記~』を読んで、かなり反省してしまいました。

そして同時に、山口絵理子さんに勇気をもらった気がしています。

私も頑張らなくては…改めて行動することの大切さを学びました。

さすがに単身でバングラデシュに行く勇気はありませんが、悩んでいないで、やるべきことをすぐにやろうと思います。

行動しなければ、何も変えることはできないのですから…

行動力と決断力

経営者には行動力と決断力が必要です。

山口さんには、その両方が並外れて備わっています。

山口さんだって人間ですから、欠点もあれば失敗もあるでしょう。

実際、突っ走りすぎて失敗したことも『裸でも生きる ~25歳女性起業家の号泣戦記~』に書いてありました。

それでも、持ち前の行動力と決断力が現在の成功をもたらしていると、私は確信します。

さらに言えば、改善力も人並外れて持っています。

失敗しても、失敗しても、あきらめずに継続、そして何が悪かったのかピックアップして、徹底的に改善することで、山口さんは成果を出しています。

しかも20代前半の若さで…

もちろん若さは関係ありませんが、おじさんである私から見れば、ものすごいことだと思ってしまいます。

もしかしたら女性のほうが粘り強く、ビジネスに向いているのかもしれませんね。

51年間生きてきて、女性の粘り強さは嫌というほど見せつけられてきました。

私にはとてもマネできないような継続力も、女性には備わっていると思います。

男性が女性に勝てることって、体力くらいのものかなって…感じ続けて生きてきました。

書評を書いていて、山口絵理子さんという女性に会ってみたくなってきました。

ちょっと、怖い気もします…

私は女性に怒られることが多いので、きっと山口さんにも怒られると思います。

日本とバングラデシュ

日本とバングラデシュってどんな接点があるんでしょうか?

山口さんが、大学院に通おうと思ったくらいですから、日本国内にそれなりの情報があったんだと思います。

私のイメージでは、国旗が似ている</b>ことが最初に浮かびます。

日本の国旗は白地に赤丸、バングラデシュは緑地に赤丸ですが、これには裏話があります。

初代バングラデシュ大統領ムジブル・ラフマンさんの娘である、バングラデシュの首相であるシェイク・ハシナさんが来日したとき、バングラデシュの国旗について「父は日本の日の丸を参考にした。」と話したそうです。

日本にとっても、バングラデシュにとっても、お互いに重要な貿易国なんだそうで、特に日本にとっては、国際連合安全保障理事会の安保理改革への支援をしてもらいたい思惑もあるようです。

お互いにウインウインな関係を築けたらいいですし、バングラデシュは後発開発途上国に属していて、特に開発が遅れている国らしいので、日本としては支援していきたいですよね。

国旗のことにしても、貿易相手としても、兄弟のような国と感じてしまいます。

そんなバングラデシュで、山口絵理子さんが頑張っている。

ますます応援したくなってきました。

みなさんも、まずは『裸でも生きる ~25歳女性起業家の号泣戦記~』をkindle Unlimitedで読んでみてくださいね。

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