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SESを初めて発見したこと「SESでしかできない働き方」

多くのSESに所属するエンジニアさんとお話しして気づいたことがあります。


自社サで働く < 案件選択SESで働く説

SNS界隈のインフルエンサは自社サで働くのが最高だと言いがちです。私も実はそう思っていました。しかし実はSES、特に案件選択型SESでしかできない働き方があります。自社サのベンチャーでは絶対にできない働き方があります。

転職でキャリア形成が難ゲーな日本

ITエンジニアのキャリアは本来はアメリカのように転職を重ねて作っていくものだと思っています。キャリアプランを持ち技術や業界や職種を変えるために転職をしながらキャリアップしていくのがベストです。

しかしながら日本の社会では転職回数が増えるとどんどん転職の難度が上がっていきます。年齢差別が激しい日本では20代までは優しいですが、特に40代以降は厳しい目でみられます。

でも技術やキャリアアップしないと老害に

しかしながらITエンジニアの業界は10年で技術スタックは大きく変わり20年たつと完全に様変わりします。

だから30代でも40代でも新しい技術スタックの勉強をさぼるわけにはいきません。またアジャイルのような新しい開発プロセスへも適応していかなくてはいけません。キャリアアップを意識しないといつのまにかに市場価値のないロートルになってしまいます。

SESなら転職せずともキャリアアップできる

ここでSESで働けば転職をしなくても案件を選びながらキャリアチェンジやキャリアアップすることができます。

案件選択型SESを選びなさい!

案件選択型SESでは、エンジニアは自身のスキルや興味に合ったプロジェクトを選択できます。これは、自社サービスを持つベンチャー企業では難しいことです。ベンチャー企業では、既に運用しているシステムの新機能追加や運用がメインとなるため選択肢は限られます。また新規プロジェクトでも技術選定はトップダウンになりがちです。

さらに、SESでの働き方は、技術面だけでなく、ビジネススキルやコミュニケーション能力の向上にも貢献します。異なるクライアントやプロジェクトでの経験は、エンジニアが多角的な視点を持ち、柔軟な思考を学ぶ機会を提供します。

SESならエンジニアは短期間で多くの技術や業界を経験することができます。これにより、キャリアの方向性を模索しながら、より広い知識やスキルを身につけることが可能になります。

チーム参画があるSESを避けなさい!

業種や職種や技術スタックで案件を選んでキャリアアップをしたいなら「チーム参画(体制参画)」がないSESを選んでください。

どんなに社長が違うと言っても現場の営業レベルの本音は、チームで参画している以上案件スイッチはハードルが高く結局転職せざるをえなくなります。また高収入のためにリーダーになると現場から抜けられなくなります。

システマチックに案件選択させるSESは避けなさい!

高還元をウリにする裏腹に営業やキャリアコーチング担当の人員をケチるケースがあります。

これの見分け方は「弊社は案件選択システム〇〇を導入しています。エンジニアが全案件を検索できて自分でエントリーできます」です。

一瞬は高収入が実現できても、短期間で退場させられたり、長年勤めても市場価値が上がらなかったケースが続発しています。

社長やCTOが20年以上経験があるベテランエンジニアであり、会社として長期的なエンジニアとしてだけではなくビジネスマンとしてのキャリアについても相談に乗ってくれる会社を選んでください。

デメリットと対策

もちろんSESでの働き方にはデメリットも存在します。プロジェクト間の移籍は、人間関係がリセットされるし、万が一外れを引く場合もあります。

しかしながら、人間関係のリセットですが、まずは私が経営者としても一エンジニアとしても全力でサポートしていきます。さらにTech4Uの人数が増えてきたら社内コミュニティーの構築にも力を入れていきます。

またプロジェクトで外れを引いた場合でも、弊社では積極的に参画プロジェクトの移籍をサポートしていきます。弊社が直接エンドや元請と取引しない「案件選択性型SES」であり「非チーム参画SES」であるからこそ、参画しているプロジェクトの問題に対するエンジニアさんの意向に100%寄り添うことができます。



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