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「生きづらさ」の根本を自覚したキッカケ

こんなことを書いていいのか、少し気が引けますが、私は「毒親育ち」・「機能不全家族育ち」です。
そのことに気づいたのは、自分が親になることを決意した、39歳の時でした。
結婚したのは33歳でしたが、親になる気が全くなかったのは
「この世はツラく・厳しく・忍耐の必要な場所」であると思っていたからです。
そんな「この世」に、生命を誕生させるなんて。
しかも私は自分のことが大嫌いだったので、こんな私の遺伝子を受け継ぐ子どもを世に送り出してはならない!とも思っていました。
でも、夫はずっと前から、子どもが欲しかったらしい。。。

8年間服薬していた抗うつ剤を手放せるようになった頃、夫から言われた「親になりたい」の気持ちにどうこたえるか、考え始めました。

親になるとしたら、自分の子どもには、私がずっと感じてきたような「生きづらさ」をみじんも味わうことのない人生を送って欲しい。
では一体、子どもにはどんな関わり方をした良いのか。どんな環境が望ましいのか…
とりあえず、情報収集することから始めました。

いろいろな本や記事を読み、一番印象に残ったのは
『子どもが育つ魔法の言葉』という本でした(ドロシー・ロー・ノルト著)。
何が印象的だったかというと、私はこの本で「良い」とされている環境と真逆の環境で育ったことを思い知ったからでした。
→「子どもが育つ魔法の言葉」の真逆の言葉を浴びせられながら、子ども時代を耐えてきたことに気づいたのです。

衝撃を受けました。ウソでしょ?と呆然として、涙も出ませんでした。

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