見出し画像

ウェルビーイングをテーマにした世界を沸かすカンファレンスイベント『Age Well Japan 2022』開催 | 主催者インタビュー

2日間に渡り、孫世代の若者、65歳以上のシニア世代の方々、ウェルビーイングに関わる企業の方々が集まる、いまだかつてないイベント。それが、今年から満を辞して立ち上がった『Age Well Japan』です。「ウェルカム高齢化社会」をテーマに掲げ、弊社が主催として着々と準備を進めています…!

既に、ウェディングファッションデザイナーの桂由美さんをはじめとする、豪華ゲストのご登壇が決まっており、多くの方にご注目いただいております✨

さて、今回はそのビッグイベントの立ち上がりの背景や、イベントへの想いなどを、弊社代表の赤木と、Vivid Creations代表のムーア 真帆さんの主催者対談を通して迫っていきます!
※Age Well Japan当日の概要を知りたい方はこちらをご覧ください!

ーー円香さん、真帆さん、本日はよろしくお願いいたします!
早速ですが、円香さん真帆さんの普段の活動や自己紹介からお願いします!

円香さんー
シニア世代のウェルビーング実現」を掲げて、世代間交流型ライフパートナーサービス「もっとメイト」を運営しております、株式会社MIHARUの赤木円香です!
学生時代に、真帆さんの会社でインターンをしていた経験があり、そこからの繋がりなんです!だから今日こうして対談をできることが本当に嬉しいです。よろしくお願いします!

赤木円香
株式会社MIHARU - CEO

慶應義塾大学総合政策学部卒業。2013年に人材コンサルティング会社に参画。法人向けのコミュニケーションやホスピタリティ研修の企画・営業を担当。2017年に味の素株式会社に入社。財務経理部にて決算および原価計算業務を担当。2020年、「シニア世代のわくわくを創造する」を掲げ、株式会社MIHARUを創業。シニア向けに、世代間交流型ライフパートナーサービス「もっとメイト」の運営。法人・自治体向けに、多世代交流の場づくりを支援。

真帆さんー
今日はよろしくお願いします!
私は、日本と世界をつなぐクリエイティブカンパニーVivid Creationsの代表として、インバウンド事業から販路開拓事業など、健康、ウェルビーング、医療の日本とシンガポールを繋ぐ活動をしています。(詳しい活動はこちら
普段はシンガポールと日本の二拠点生活をしていて、今は久しぶりに日本に帰ってきました!

ムーア 真帆
Vivid Creations Pte Ltd - CEO

神奈川県横浜市出身。 大学卒業後、出版局を経て2005年某メーカーで海外プロジェクトに携わり、2006年にシンガポールの日系企業に就職した後、Vivid Creationsを立ち上げる。2015年には株式会社 Vivid Creations Japanを設立。趣味はいろんな国の路地裏を探検することと、料理を作ること。

ーー豪華ゲストの登壇も決まっていて大注目中のAge Well Japanですが、立ち上がりの思いや背景をお聞かせください!

円香さんー
創業して約三年間で、1000人以上のシニア世代の方とお会いし価値観や人生観を共有させていただく中で「シニアってこんなにもかっこいいんだ!」ということに気付かされたんです。一方で「定年退職」をはじめとする古くからの制度や価値観によって、社会におけるシニアの活躍の場は少なく、孤独を感じている方も多くいました。実際に、弊社で実施したアンケートでも、「シニアは足手まとい」「高齢化社会は暗い」のようなイメージがありました。そこで、そんなマイナスのイメージを払拭して「今のシニアって、かっこよくて、イケてて、日本の資源!」という新しい価値観を発信すべく今回のイベントを主催することにしました。参加者の皆さんとシニア世代の価値と可能性を話し合い、全世代が参画する新しい超高齢社会を考える時間にしたいです!

真帆さんー
そうですよね、私も同じ気持ちです。
加えて、シンガポールは高齢化社会まっしぐらなのに比べて、日本は課題先進国だという認識があり、シンガポールとしてはもっと日本の情報を知りたい、という思いがありました。そのような意見交換も含めて、高齢化社会に対して海を越えて高齢化社会に向き合うシンポジウムの場を作りたい!という思いでやっています。
実際に、弊社が実施している「International Health & Collaboration(以下、IHCC)」 は、年に一度開催される医療ヘルスケア従事者向けカンファレンスがありまして、弊社が主催する国際的な医療ヘルスケア関連のコミュニティーなんですが、「これを日本でもできたら面白いよね!」ってずっと話していて。
2020年に一度やろうという話が上がったのですが、ちょうどコロナが始まり、ずっと足踏みをしていました。
だんだんとコロナが落ち着いてきて、「さあ、やろう!」となった時にウェルビーングを掲げて活動する円香さんを見つけたんです。
「こんな適任はいない!」と思ってすぐに声をかけました。だから円香さんがいなかったら実現できていなかったと感じています。

円香さんー
声をかけていただいてすごく嬉しかったのを覚えています!
弊社は、介護や家事代行のような”できないことを、できるようにする(マイナスから0)”ためのお手伝いではなくて、”暮らしの喜びや楽しみ(=0から上)”にフォーカスしたお手伝いサービスです。「もう歳だから」と色々諦めてしまうのではなく、いくつになっても自由で自己実現ができる生き方にご共感いただくことが本当に多いです。
一方で、人生100年時代を前向きに捉え準備や対策をする人は、まだまだ少ないんです。日本は海外に比べて介護保険制度が充実しているため「いざとなったら制度がある!」と危機意識が低いことも理由の一つだと思います。
そんな時に、真帆さんから声をかけていただいて、改めて「シニア世代のウェルビーイングという新しい価値観を社会提示していかないといけないんだ!やっぱりこの市場を伸ばしていかないと!」って気合いが入りました。

真帆さんー
確かに日本に比べて、シンガポールには介護保険制度がないから、いかに長く、元気に生きることができるかを、国を挙げてウェルビーングを考える風潮にあります。「自分の身は自分で守る」という意識が強い印象です。実際に、WHOが発表した2022年版の世界保健統計によると、男女平均の健康寿命が最も長い国は1位が日本、2位がシンガポールなんです。

円香さんー
そうですよね、日本は健康寿命と平均寿命に差があり、その差が埋まらないことが問題になってるんですよね。健康寿命と平均寿命の差は、日本は9.4年だけど、シンガポールは6.7年と約3年も違うんです!これまで、このように日本と海外を比較する機会ってなかったから、Age Well Japanを通じて考えるきっかけになったらいいなと思います。

ーー健康寿命と平均寿命にそんなに差があるなんて驚きです!まさにこのイベントは「ウェルビーングな生き方」を社会に広げる第一歩ですね。

円香さんー
そうなんです。今回のイベントには、50人の若者にも参加いただくのですが、それは、”全世代が参画する超高齢社会”を創りたいと私が思っているからなんです。20歳の大学生も、80歳のシニアも、「こういう年の重ね方をしたいよね!」と、憧れの100歳を描く必要があります。これは、人生100年を、死からの逆算で考えるのではなく、今いる地点から未来を見て、楽しい人生をクリエイトするという考え方です。
この背景には、約3年にわたり「もっとメイト」を運営する中で、世代間交流によって、両者のウェルビーイングが実現すると確信したことがあげられます。「もっとメイト」は、孫世代の若者がシニア世代の自宅に伺い、暮らしのお困りごとや「やってみたい!」をサポートするというサービスなのですが、実際には、若者がシニア世代のお客様から教えてもらうことや、励ましてもらうことが本当に多いです。「やってあげる・してあげる」ではなく、「知識と経験の交換」が生まれているんです。
本イベントのコピーライトも、若者が憧れるかっこいいシニア像をまさに表現しているので、みんなに見て欲しい!


真帆さんー
私も最初は円香さんがやっているビジネスモデルを聞いてすごく難しそうだなと印象を抱きました。しかし実際に、若者とシニア世代が交わり毎日を生き生きと過ごすシニア世代の方々がたくさん創出されている、それを行政としてではなく民間としてやって、成り立っている。本当に実現できるんだなと、とてもびっくりしたと同時にこれをより多くの人に自分ごととして捉えて、日本全体で高齢化社会に対する暗いイメージを払拭していきたいと感じます。

円香さんー
嬉しいです!ありがとうございます。
登壇者の方々の中にも、私がイベントに対する思いを語ったらとても共感してくださる方が多くて、「ずっとそんな場所があったらいいなと思っていました!さらにそれを若者がやってくれるなんて、まさに理想」という嬉しい言葉をたくさんいただきました。豪華な方々ばかりですが、彼らのご登壇はほぼ一つ返事で決まっているんです。

真帆さんー
確かに登壇を断られたことも一回もないですもんね。みんな課題に感じていて、何かアクションを取りたいと思ってるってことなんですよね。

ーーなるほど、今のシニア世代は日本の高度経済成長期を支えた英雄たちですものね。では最後にイベントに対しての意気込みや、こんな方にきて欲しいというコメントをお願いします!

円香さんー
シニア世代は資源であり、可能性であり、価値であると本気で思っています。ただ、それをサービスとして実現できていなかったり、シニア本人たちが気づいていなかったりするので、参加してくださかったシニア世代の方々には「ぜひ一緒にワクワクする新しい社会を作りましょう!」って言いたいです。そして今年を第1回目として、来年以降も実施する年間行事にしていきたいので、今回参加してくださった方が、1回目から参加してるということを自慢できるようなイベントにしたいなとも思っています。
ぜひ私たちの思いに共感したり、一緒に未来を創造してくれる方は会場でお会いしましょう!

真帆さんー
そうですね。1回目だから正直不安なこともありますが、結果みんなが笑顔で若者もシニアも年齢関係なく交流して素晴らしいことになると想像できます。来年以降もどうなるんだろうって既にワクワクしています!(笑)
またこのイベントを通じてこの考え方やムーブメントを日本から海外に発信できるようにしていきたいです!
すでに海外からの登壇者もとても楽しみにしてくれているので、国境を超えグルーバルな規模で話し合っことから、世界に貢献できる何かが生まれることも期待しています!

Age Well Japanのホームページおよび企業の方の参加はこちら

Vivid creationsのホームページはこちら

PR TIMESの記事はこちら

一般の方の参加はこちら



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?