転職してよかったこと
IT系のスタートアップでソフトウェアエンジニアとして働くもってぃです。転職してよかったことを雑に書きたいと思います。
ちょっと前提を簡単に
2023年2月に大手SIerからIT系のスタートアップに転職
ポジションは変わらずソフトウェアエンジニア
初めての転職で現在2社目。転職後、約1年経過した状態
退職に至ったときの詳細はこっちの記事を読んでもらえたらと思います。
転職してよかったこと
さて本題です。転職してよかったことは3つほど書き出します。
社会への貢献実感が得られやすくなった
前職だと全ての仕事がそうじゃないとはいえ、SIの要素が大きくクライアントワークがほぼ全てでした。しかし、やはりクライアントと自分たちとの間には大きな壁(契約やらサービス仕様やらお金やら関係性やら)が存在し、なかなか踏み込んだ課題解決ができず地味なモヤモヤをずっと感じていました。
現職は、toBのサービスをSaaSとして提供しているITスタートアップです。toBではあるものの、サービスの提供先との距離もなく、一緒に課題解決をできている実感があります。また、解決する課題も分かりやすく、これが解決できれば間違いなく社会がよくなっていくと実感ができるものです。それが自分にとって、とても嬉しい。
部署間の壁をまったく感じず、一緒に同じ方向を向いて働けている
前述の貢献実感の話ともかぶるところがありますが、前職だと大企業というのもあり、一つのクライアントへの価値提供のために様々な部署が関わることが多くありました。部署にはそれぞれの部署の予算があり、それを達成する意識が強くありました。その利害関係の結果、クライアントへの価値の最大化ではなく、自分たちで作った自分たちの都合が大きく出てしまうことがありました。
今は前職よりも小さな組織だからというのもありますが、チームやロールの壁を感じずによりよい価値提供をしていこうという想いの中で働けています。しがらみが少なく目標に向けて自分たちのフルパワーで進められている感覚。
エンジニアとしてのキャリアを真剣に考えられるようになった
前職だと新卒から入ってそのままその会社で働いているエンジニアがほとんどでした。さらに、エンジニアからマネージャへのキャリアパスしかありませんでした。
転職後は、色んな経歴のエンジニアがいるということを肌で感じています。また、マネージメントにも色々あることも改めて気づきました。やっぱり視野が狭くなっていたんだと思います。色んなエンジニアや色んなキャリアの人と関わることで、自分のキャリアを見つめ直す良い機会になり、転職した時に思っていたことと現在とでもまた考え方が変わったように思います。
エンジニアとして長く働きたくて転職したけれども、エンジニアにも色んなキャリアがあるし、マネージャーにも色んなキャリアがあることを改めて知ることになり、悩むことも増えたように思えます。けれども、やはり違う世界を知ることができて興味の幅も広がったし、自己分析の機会も増えて良かったなと思います。
終わり。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?