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名古屋弦楽四重奏団

今日は宗次ホールへ行きました。
名古屋弦楽四重奏団の演奏会です。

このピアノ五重奏曲やっている彫刻、すごい作品ですね。

なんとドリンクコーナーが復活しました。
3年半ぶりぐらいの復活です。
今日はジンジャエールです。以前はジンジャエールやアイスコーヒーなど、何度か利用しました。

名古屋弦楽四重奏団は聴くのは実は初めてになります。前から気になっていましたが、今日はスケジュールが合ったので、聴きに行きました。
第1ヴァイオリンの春日井さん、ヴィオラの小坂井さんはレーベインムジークの室内楽演奏会でよく聴かせていただいています。

名古屋出身の4人で結成されています。
今日の演奏会はトークも楽しくて、弦楽四重奏団内の人間関係や役割などいろいろな話が聞けました。信頼関係があるから立派な弦楽四重奏団として活動できているのだなと感じます。

なお、このチラシ、名古屋のどこで撮影したのかわからないですが、いい写真ですね。

今日は全部で9曲。抜粋です。
9曲あるので、ピックアップして書こうと思いましたが、選曲は厳選して9曲を選んだということをトーク内で言っていましたので全部書いてみるかな。

■ハイドン弦楽四重奏曲第39番「鳥」第1楽章

第1楽章は鳥のさえずりのようなところが特徴ですが、各楽器のやりとりとか考えられて作られているのが音楽ホールで聴くとわかりますね。

トークでもハイドンは弦楽四重奏曲の父という話がありましたが、ハイドンが魅力的な弦楽四重奏曲の形を作ったおかげで弦楽四重奏曲というジャンルが今も魅力的なものであり、感謝です。

■ボロディン弦楽四重奏曲第2番第1楽章

実はめちゃくちゃ好きな曲です。
第3楽章の夜想曲が有名ですが、第1楽章がやっぱり好きで今日聴けたのがラッキーです。

■ドビュッシー弦楽四重奏曲第1楽章

今度はおいしいフレンチ。第1楽章はフランス音楽の美しさ満載ですね。

■メンデルスゾーン弦楽四重奏曲第4番第3楽章

ファンタジックで心が包み込まれるような緩徐楽章。この曲、ヴァイオリン協奏曲と同じホ短調でインパクトありますね。

■ピアソラ/ブエノスアイレスの四季「夏」

弦楽四重奏曲の編曲版ということですが、ラテンの味と情熱が良かったです。

駆け足で行きましたが、ここまでが前半です。
ハーフタイムにドリンクコーナーでジンジャエールを飲みました。
ハーフタイムにドリンク、至福ですね。

■スメタナ弦楽四重奏曲第1番第3楽章

第3楽章の緩徐楽章の冒頭の堀田さんのチェロ、すばらしかったです。
第3楽章は難曲で演奏不可能と当時言われたそうですね。
ちなみに第1楽章のヴィオラがまたすごいですよね。初演のヴィオラはドヴォルザークが弾いたという話は有名ですよね。

■ベートーヴェン弦楽四重奏曲第1番 第1と第4楽章

この第4楽章、魅力的ですね。後の交響曲とかでこの楽章を応用したと言われますね。
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲は初期でもいいですね。

■ショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲のための2つの小品

エレジーとポルカ。実は演奏会のアンコール曲で2曲とも聴いたことがあります。ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲ってかなり深淵で暗めですが、この2曲の小品は構えなくても普通に聴ける曲ですね。

■シューベルト弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」第4楽章

最後の曲になりました。
第4楽章のタランテラです。
シューベルトって第14番も第15番も最終楽章がタランテラなんですが、第14番は到達地点が見えない、第15番は到達地点が何となく見える。第15番が最後になりました。
第14番は苦しもがいているというのが感じられますね。

ということで告知がありまして
来年の4月6日土曜日にHITOMIホールで名古屋弦楽四重奏団の演奏会があり、
1曲めがハイドン、2曲めがウクライナの作曲家でジャズっぽい曲、3曲めが今日やったシューベルト弦楽四重奏曲第14番とのことです。
シューベルトの弦楽四重奏曲第14番の第1楽章から第3楽章の演奏は楽しみです。

4月6日ってサッカーだと来シーズンになりますが、できるだけスケジュールを空けたいと思います。

カーテンコール後は写真撮影がOKということでこのブログの表紙の写真にしました。
アンコールはビートルズの曲をやりました。





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