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【バンクーバー】ジャパレス限定仕事探し



僕はbe動詞もろくにわからないまま、カナダに転生してしまった。

そんな英語もできない僕が、職に就くことなど可能なのか?
現在の僕はとても悲観している。

まだレジュメを作成中で、何一つ挑戦していないけれど、
先日ジャパレスのラーメン屋に偵察に行った際に
ジャパレスでさえ、こんなに英語を話すものなのか、と絶望した。


今になって毎日深夜遅くまで勉強しているけれど、
やってこなかったツケが回ってきているだけで、
いまさらながら時間が足りない。

そして貯蓄があるわけでもない。

働かなければ、もう来月にも日本へ帰国するレベルだ。

両親がいない僕は、ダウンタウンを気ままに闊歩している(偏見)
20代前半の若者みたいにはいかない。

僕は勝手に、海外留学の支出をほとんど全て、ご両親に負担頂いている留学生に敵意を持っている。
(完全に超絶うらやましいだけ、もしかしたら皆自分で蓄えた貯金できているのかもしれない)

悠々自適に暮らしながら、語学学校へ通っている学生には負けんぞーという気持ちで割と生きている。

ただ、僕は彼らよりも勉学面で努力したわけでもないから、現在の所、天と地ほどの差がある。

海外留学を視野に入れて人生設計をしてきた、若者には単純に
「すごいなぁ」と感嘆してしまう。

だが、忘れてはならない!彼らは打倒すべき敵である!
(恵まれている罪)

アラサーの僕は最近
人生の軌道修正をし始めたのだ。
軌道修正をして、彼らを倒そうではないか。

それが遅いのか、早いのかは、知らないけれど
(元の積み重ねがないから)

毎日吐きそうなほど、不安でもある。

カナダ留学に来て、10日経った。
僕が日本で過ごした半年、いやもしかしたら1年よりも
濃密な感情の浮き沈みや、今後への隙間ない思考も、している。


むしと僕は、自分の人生のなにも考えてこなかったのだな、と思った。

とりあえず、
なんでもいいから、仕事を探して、少しだけ
留学生活の基盤を作ろう。

まだ、何もしていないから、
さすがに帰国はしたくない。

無能アラサーの星となる日まで僕は、この異世界で戦おうではないか。

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