見出し画像

【ライドシェア誕生秘話その1】meemoとわたし

皆さん、こんにちは!
今日はmeemoって、そもそもどんなふうに誕生したの?の話をします。

南三陸町での過去が忘れられない

2018年にキャリアで新規事業部門に転職した私。当時の上司から「お前が持ってるネットワーク全員に会って何か見つけてこいっ!」という楽しい指令を受けました。

そこで私は、学生時代に東日本大震災の復興ボランティアで通い詰めていた宮城県南三陸町に訪問することになります。

実は、南三陸町は私にとってほろ苦い経験の地でした。
私はボランティアを通して復興の道筋づくりに携わっていましたが、住民さんから「課題の提示は必要ない。具体的な"解決策"を持ってきて。」と言われてしまったのです。

悔しすぎて、5年間引きずっていました。
(書いてて思ったけど、私過去を引きずるタイプ?げっ。笑)

いかにも社会課題できそうな会社に入ってみた

そんな中、オムロン"ソーシアルソリューションズ"という、会社名からして具体的に社会課題ができるソリューションをつくれそう会社に出会ったのです。

私は、これはいけるぞ!と、当時お世話になっていた方々に会いに行き、直球でこう聞いてみました。
「解決策を作れる会社に入りました!困ってることなんですか!?」

すると、おばあちゃんが「あの時のことを覚えてくれてたんだね。」とニッコリ笑って「実はね…高台に移転したのは良いけど、昔のコミュニティは分断されて、お葬式にも行けず最後のお礼も言えてない。毎日の移動も…」と話し始めてくれたのです。

私はすぐに上司に「地域の移動解決がやりたい!」と報告。
上司は「えーよ。それならまずサービスのコンセプト設計や!」と言ってくれて、クリエイターとコンセプト検討がスタートしたのでした。

この経験から、どうmeemo(ミーモ)というサービス名が世に生まれたのか?
その2に続きます。


なにかできそうなワクワク感を胸に撮った南三陸町からの帰り

この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?