Youtuber HIKAKINに助けられた。
YoutuberのHIKAKINが昨日チャンネル登録者1000万人を達成した。
1000万人をぱっと想像することができないが、とんでもない数字であることは間違いない。
ちょっと調べてみたら、人口1000万人以上の都市はメガシティと言われ、世界にも数十都市しかないらしい。これには驚いた。
HIKAKINさん、本当にすごいな。
そんなYouTuber、HIKAKINに昔助けられたことがある。
それは僕が中学3年生の時。約8年くらい前の話。
学校の研修旅行でNZに行った。学校全体で行くものではなく、希望者した人だけが行くものだったので僕は親に頼んで行かせてもらった。
この時海外に行ったことがなかった僕は初めて日本から出る経験だった。
すごく楽しみにしていた半面、全く知らない土地に行く不安もあった。友達も一緒だからと油断していたが、宿泊は1人1人がホームステイだった。
僕がホームステイした先はバディが宿題と勉強が忙しいからとあまり相手にしてもらえなかった。ずっと僕は暇していた。携帯を持っていなかったので、宿題でもらったプリントとか教材をひたすら眺めて時間をつぶしていた。
そして、僕は初めての飛行機での長旅で体調を崩してしまったこともあり、そこからホームシックになってしまった。
学校に行っても友達はどこどこに連れて行ってもらったという話をしていてすごく楽しそうだった。僕は学校で友達と過ごす時間が楽しかったが、他の友達は全くそう思っていなかったと思う。
ホームステイ先に帰ってもすることがない。1人で使わせてもらっている部屋にずっと閉じこもっているだけだった。賢者の石のハリー・ポッターみたいな気分だった。
何日か経った時、バディがPCを持ってきてくれた。
海外のPCだからネットサーフィンをしようにもタイピングで日本語を打ち出すことはできないので、Google翻訳で英単語を日本語に変えなければいけなかった。それがとても面倒だった。
僕が知っている時間がつぶせる英単語はYoutubeしかなかった。
それでもYouTubeもNZ版になっているのでおすすめ動画は英語のものばかり。どうしようと思っていたら、1人だけ知ってるYouTuberがいた。
それがHIKAKINだった。
名前は知っていたけど、それまで動画はみたことなかった。それでも時間をつぶすために見た。
気が付けば、何時間も経っていて夢中になっていた。
どんどん次の動画をクリックしていた。
あ、これ見てない。
そう思って新しい動画をクリックして見るのが楽しかった。
絶望的な家での時間がものすごく楽しい時間になっていた。今思えば、NZの研修でこんな楽しみ方してていいのかと思うところもあるけれどあの時の僕にはこの選択肢しかなかった。知らない街を異国人が1人で散策するわけにもいかないし、バディにどこか連れて行ってくれということもできなかった。
どうしようもなく孤独で、気分も落ち込んでいた。
そんな時にHIKAKINさんに助けられた。救われた。動画で笑わせてくれた。
あの時はHIKAKINさんと友達になっていたような感覚だった。
HIKAKINさんには英語表記にしてくれてありがとうという気持ちと面白い動画を届けてくれてありがとうという気持ちしかない。
あれから約8年経ち、Youtubeを見る人が大幅に増えてYoutuberもたくさん増えた。その中でずっとトップを走り続けているHIKAKINさんはやっぱりすごいし、尊敬しかない。長い間、変わらず面白い動画を届けてくれることに感謝しかない。生配信で登録者が1000万人になった時のHIKAKINさんの涙を見て僕も思わず泣いてしまった。
HIKAKINさん、登録者1000万人おめでとうございます。
これからも第一線でみんなを楽しませてください。
よろしくお願いします!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?