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旅行気分でフツーの木曜日。映画「グレイマン」感想

公  開:2022年
監  督: アンソニー・ルッソ ジョー・ルッソ
上映時間:129分
ジャンル:アクション/アドベンチャー
見どころ:電車と、飛行機の壊れっぷり

グレイマン
ガムは禁止ですメ~

映画における迫力というのは、何よりも重要だな、と思います。

赤や緑のネオン色がきらめいて、戦いそのものが美しい

内容も勿論大事ですが、映画「グレイマン」は、Netfliexが、お金かけましたよ、と言っているのがまるわかりな、本気度全開の作品となっています。

車は何台も前転しながら壊れるし、電車も街も壊れるし、飛行機なんかめくれあがりながら落下します。

絶体絶命のピンチを何度も何度も潜り抜けるのが、「ラ・ラ・ランド」で人気を博した、かつて世界で2番目にセクシーと言われた男ライアン・ゴズリングだっていうのだから、驚きです。

「ナイスガイズ」でも、アクションをバリバリこなしており、演技もアクションもできるなんてとんでもない役者と思っていました。

しっかりものの娘に支えられながら生活する冴えない探偵役でしたが、映画「グレイマン」も、こういう構図がはまり役だよねぇ、という感じで、「ナイスガイズ」が好きな人は、まず面白いと思います。

内容自体は、映画好きならもう見飽きたぐらいありふれた設定とはなっているので、あらすじだけで、はいはいこういうやつね、と思ってしまうかもしれません。

囚人だったものの、CIA に秘密でスカウトされた主人公が、任務中に秘密を握ったことで、命を狙われながらも、世話になった元上司の姪を助ける、という内容です。

時々、こういう場面みたことあったような気がするかも、と思うところです。

骨子そのものは、飽きるほど聞いたことのあるような流れではあるものの、そこについている筋肉があまりにムキムキすぎる。

役者が違えば、また印象も違ったでしょうが、今これほど演技とアクションのできる俳優もいないことでしょう。

世界各地の暗殺集団が、ライアンゴズリングを殺しに行く。

それをバッタバッタと倒していく姿を見るのに、難しいことは考えなくてもいいのです。

旅行に行けない時代ですが、主人公たちがあっちこっちに飛んでくれるから、旅行気分までで味わえてしまいます。

続編やスピンオフもあるそうですので、まだまだ、俺たちの戦いは終わらないのでありましょう。


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