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2024/4/13土 ピロティって何?

中学校の体育館の下にピロティがあった。
当たり前のようにピロティと言っていたがピロティって何だ?

調べた所、建物の1階部分がエントランスホールや駐車場としてしようされている。一戸建て住宅では玄関を2階部分よりも奥に引っ込めた形にするなど2階を1階より大きくする事でピロティができる。

と書かれていた。なるほど、何となく理解した。
学校の場合は野球部やサッカー部などが雨でグランドを使えない時にしようする場所として母校では使われていた。学校では全国的にも同じ使い方なのだと思う。

このピロティでサッカー部の最初の練習が行われた。兄貴がサッカー部なので自分もサッカーをする事になったのだが、小3で4月に初めて練習に参加する事になり右も左も分からないままパス練習、シュート練習とやった後に試合をする事になり下手で上級生にプレーで敵わないのは分かっているが初日という事もあり、ここで監督の目に止まってくれという思いがあった。とりあえずボールを持ったらシュートを打ってみたり走り回ってアピールした。ちなみに監督はかなり厳しい人で見た目も反社みたいで怖い。だからこそ気に入られたかったのかもしれない。

練習が終わり片付けをしている時に「また練習に来いよ」と言われた。これはどうゆう意味なのか?何もできてなかったけどサッカーに飽きずに練習あるのみという意味なのか、それとも素質あるから続けていけば近い内に大会も出れるかもなという意味か、ただ何の意味も持たない言葉なのか。

そこは子供ながらに前向きに捉えて、家に帰ってからじいちゃんとばあちゃんに初日なのに監督にまた来いよと言われたと報告して、単純さと無邪気さがあったので、サッカー部に入って良かった。将来はサッカー選手になると夢まで持ったくらいだ。


それから2年間、監督のもとサッカーに励んだ。
だが小5の秋の練習中に監督がアル中で倒れた(命に別状はなかった)これを機に監督が変わりサッカーの練習にスローインドッチボールとか新しい練習を取り入れたりしてサッカーの練習がクソつまらなくなった。


試合でも全然勝てずに中学校にはサッカー部がなぜかなかったので、小6でサッカー人生にピリオドを打った。
あまりにも早すぎるサッカー人生だった。

ps
 夏のピロティは涼しくて気持ちいい


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