やりたくないことはやりたくない。

明日(というかもう今日だ)、ボランティア活動が再開されます。
今年色々あって引き受けた代表だったけど、9月~11月までイベント目白押しで、そこにきて仕事のトラブルも相俟ってストレスが本当に凄かった。その反動なのか、とにかく今そのボランティア活動への拒絶反応が酷い。クリスマスイブに胃腸炎になったのもこのせいだと思ってる(責任転嫁)

もともと長年携わっているこの活動が好きではなくて、辞めたいと思いながらも親も関わっているのでなかなか抜けられず、青少年育成団体ってこともあり、子どもは好きなので何とかやってたって感じだったけれど、今はもう考えたくないしやりたくなさ過ぎて、関係者に連絡を取ることを考えただけでも胃がムカムカしてくる。壁打ちしたくて書いてるけど書くだけでイライラするから相当だなーと思う…。

偽善的だけど、ボランティアそのものは好きで、募金活動見たら小銭入れたいし、時間と体力があれば復興ボランティア興味あるし、困っている人に声をかけたり、電車などで席を譲るのも苦ではないタイプ。私のこの性質を形成したのは、まさに私が今嫌がっている青少年育成団体なので、多分団体そのものが嫌いな訳でもない。はっきり言えば、今関わっている人達が苦手で、そこから逃れたいんだと思う。いや、やってることも面倒臭いと思っているから、きっと飽きてきたとか、モチベーション下がってるとかもあるんだろうなぁ。

私がやることは、子どもたちのための活動内容を考えて運営したり、その内容を子どもたちの保護者に報告したりすること。こうやって書くとあっさりしてて簡単そうだけど、「無償で」「プライベートな時間に」これをやっているという話をすると、凄く引かれるか、私には出来ないわーみたいな目で見られるかどっちかです。

活動回数は特に決まってないけど、大体月2回、私は土日が休みなので日曜日に設定して、予め場所を取ったり内容を決めて必要なものを準備して活動に臨みます。
例えば何かクラフト(手芸とか)をやるとしたら、
「どこでやるか(公民館とかね)」
「何を作るか」
「作るために必要な材料」
「説明手順」
「時間が余ったり子どもが飽きた時の代替案(とそれに必要なもの)」
を準備します。
日曜日に活動するわけだから、それに間に合うように前日とか、仕事帰りに材料調達したり、試作を作ったりもします。これだけでも面倒くささが伝わるのではないでしょうかね。

更に、私と同じ立場(指導者とか支援者とか言います)の人が団体内に何人かいるので、定期的に会議をして、自分たちがそれぞれ担当している子たちが交流できる場を考えたり、情報交換したりもします。これは多いと月3回くらい、平日の夜に会議します。交流できる場(以降合同活動とします)については、当然準備や運営もその指導者たちでやるわけですが、まーこれが本当に進まない。まず会議の進行をする人がおらず、なんとなく私がやっているので、もうイライラする。最近の会議は私が話し始めないと始まらないくらい人任せ。内容についてはみんなアイディアを絞り出し、買い出しする人などを割り振ったりするけど、たまにある程度決まったことをひっくり返す人とかもいるから、またイライラする。もちろん、実現できなくなることもあるので、全てがダメってことではないけど、自分が進めている話をひっくり返されるのって、まあ気持ちいいもんでは無いっすな。

合同活動は、まあ子ども相手なのでわかりやすいとこだと、夏にキャンプ行く(仕事の夏季休暇に当てるしかない)、クリスマス会、もちつき大会などです。他にもいろいろあるので、2ヶ月に1回くらいは合同活動があるかな。頻度が高いので1回の会議で並行して話し合わないと間に合わないし、準備も並行します。

あとは月1回、子どもたちの保護者に活動内容を報告したり、母体団体からの連絡事項を確認する会議が、これまた平日の夜にあります。母体団体からの連絡事項については、今年私が自分の属する団体を含めたブロックと呼ばれる地区の代表をしているので、自分の団体に伝える前の、母体団体からブロックへの連絡としての会議があります。更に更に、そのブロックとしての指導者たちの集まりもあり、今年は代表なのでそれを仕切ったり招集したりするし、そのブロックで主催する活動もあるのでそれも仕切ります。規模が違うだけでやることは同じだけど、繰り返すと、

無償で
プライベートな時間に

これをやります。
お金は出ません。もちろん活動にかかる経費は出るけど、持ち出しもあるし、やりとりには自分の携帯やPCを使いますし、配布物は家のプリンターで印刷しますしお寿司。はあ~書き出すと改めてなんだこりゃって感じですね。これを、仕事以外でやってるんです。そりゃ愚痴も吐きたくなるし胃腸炎にもなるわー(責任転嫁)

たぶん、これを偶然読んだ人は、「でも何だかんだやってる自分が好きなんでしょ」とか、「本当に嫌ならとっくにやめてるでしょ」とか、「素晴らしい活動じゃない!誇りに思いなさいよ」とか、ツッコミを入れてるんだと思います。私も何度も断りましたし、辞める努力もしましたが、人手が足りないと言われたら辞められないのがボランティア。復興ボランティアを見てみればいい。人手が足りないからどうか来て欲しいと言われて行く人は、ボランティア精神がある人だと思います。ボランティア精神を育てられた結果の私なので、お察しください。

そして最初に書いたとおり、多分活動そのものは悪いことでもなく、子どもが好きだからきっと嫌いじゃないはずなのに、もう私の精神は疲弊しきっていてモチベーションが底に着いたどころかマイナスでめり込んでるんだよ。やりたくないことをずっと、対価も何も無くやるっているのはこういうことなんだな、と身をもって知った次第です。

これでさ、復興ボランティアみたいに(引き合いに出すなぁ)、感謝されたり、目に見えて街が再生されていくのを見ると、結果や対価があるからモチベーションがあがったりやりがいを感じるんだと思うのよ。別に今の活動やってても、感謝されることもなにか目に見えた結果が見えることも無い。もちろん子どもの成長は楽しいけど、やって良かったねって褒め合える仲間がいないのが本当につらい。それどころか、「どうせ期待しても無駄」とまで言われることもある。「そんなに頑張らなくていい」とか「無駄な時間を減らそう」とか言われるの、多分負担を減らそうと言ってくれてるとわかるけど、言ってる人その人たちにこそ期待されたいのに、やっていることが時間の無駄と言われている気がして受け入れられない。じゃあなんにもしなくて良くない?と言いたくなる。言わないけどさ。

やりたくないけど、3月まではやらなきゃいけない。しんどい。

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