自分を好きになろう→自分の武器は自分で見つけな

ポジティブ言葉言い換えの1回目。

「自分を好きになろう」って子供の頃から大人になるまで1000回くらい言われてる気がする。
でも言われる度に「自分が好きとかナルシストじゃん」とか「自分が嫌いで何か迷惑かけた?」とか思ってた。
「好きになろうとしたって、ダメなとこばっかりなんだけど」とかね。

転機になったのは就活のとき。
受験の面接では、なんとかひねり出した長所を教科書通りに答えればやり過ごせたけど、ビジネスの場ではてんで通用しなかった。
勉強は得意な方だったから、就活も早め早めに準備してればきっと大丈夫でしょ!なんて思ってたのに
結局、卒業ギリギリでなんとか非正規の職にありつけた、という結末だった。

その後も何度か仕事の面接を受けたりハローワークに行ったりして
段々と実感したのが「普段から自分の良いところに興味持ってないと、売りになるポイントがわからない!」という至極当たり前なこと。
あと「誰かから褒めてもらったはずなのに、自分で認められていないと自己PRが嘘くさくなる」もあった。
みんながさんざん言ってる「自分を好きになろう」ってこういうことだったのか……。

この実感は、自分1人で得られたものじゃない。
人との会話や、精神科で教わった良いこと日記や、前のnoteで書いたカウンセリングで徐々に身についたこと。

自分を嫌いで自分に厳しいぐらいの方が人として良く生きられるんじゃないの?ってうっすら思っていたけど、行き過ぎると自分のPRポイントも自分で見つけられなくなるんだなあ。
結果として「ダメな自分を受け入れてくれる場所」や「大したことない自分を褒めてくれる人」に寄っかかってしまう。
そして他者に自分の良いところを見つけてもらおうとする。

自分自身はもちろん、相手にとっても負担をかける状況に陥っていた。

今は自分への好感度が「好きなとこも嫌いなとこもあるけど、トータルでまあ普通」になってる。
あなたの良いところは?って聞かれたら2〜3個挙げられる程度には好き。
直近の転職面接では、以前よりもずっと確信を持って自己PRできた。(採用されて今も働いてます)
これも昔勘違いしてたけど、「自分を好き」=「大好きで嫌なところなんかない!」のレベルまでいかなくても十分だったんだね。

だから、私の中で「自分を好きになろう」は「自分の武器は自分で見つけな」になる。


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