先日、ママ友のおうちにお邪魔した時の話。
家にいたママ友のお母さんにこんな質問をされた。

「もし今時間があって子供のこと気にせずなんでもしていいよと言われたら、何がしたい？」

うーん、なんだろう。
私は一時考えた後にこう答えた。

「好きなだけ寝たいです。自分の決めた時間に寝て、起きたいです」

それを言うと「そんなことでいいの！？」と驚かれたけれど、本当にそんなことでいい。
というかそんなことすら出来ないのが育児なんだなと気づいた。
産まれたら寝れない、なんて聞くけど
妊娠中も臨月にもなればお腹が大きく息苦しい、寝返りが打てない、どんな体勢でもしんどいとなかなか寝ることが出来なかった。
その上産んだら3時間おきの授乳＋夜泣き。
1歳1ヶ月になる息子は未だに夜泣きするし、夜間授乳をしているので夜通し寝ることは無い。
6時間？7時間？
まとまって寝れたのはこの1年で片手で数えるくらいだと思う。
起きる時間も息子と一緒なので、5時半に起きて遊び始めれば私も起きる。

そんな生活には慣れてしまったが、
たまに自分の好きな時間に寝て、休みの日に遅く起きてくる夫を見ていると羨ましいなぁと思う時がある。

一応弁解しておくと、夫は昼夜問わずの交代勤務をしているので普通の人とはかなり生活スケジュールが異なる。
そのため夜通しいないこともあれば朝5時から出かけていくこともある。
睡眠に関しては夫婦で話し合い、不満はないのでご安心を。

「本当に？それだけ？？」
「うーん、強いて言うなら、人の作ったご飯をゆっくり食べたいですかね(笑)」
「えー、そんなことでいいの！」

私は実家が遠方で、夫の地元に単身で嫁いだ為、なかなか自分の実家に帰るということはない。
義母の作る料理をいただくことはあるが、義実家で、尚且つ息子を見ながらとなるとなかなかゆっくりは食べられないし、自分の親に甘えるということもできない。

答えてみたら「なんだ、そんなこと？」みたいに自分でも思うが、そんなことがしたいんだなぁと改めて気づいた。
少しのことだけど、その少しが満たされれば今よりもっと幸せになるかも。
今すぐ望まなくても、いつかは手に入るものだろうから考えすぎなくていい気もする。
夜通し寝れる日はいつ来るのか？
子供のことを気にせず朝寝坊できる日はくるのか？
一体何年後かも分からないけど、そんな日が来るといいなぁとちょっとだけ考えながら今日も頑張ろう。