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自分の課題・他人の課題

アルコール依存症のななにいにです。
今回は自分の課題と相手の課題の分離について書いていきたいと思います。
私は課題の分離がとても苦手でした。親切心とおせかっいの違いが分かりませんでした。親切心から拒否られることに怯え、気が利かないと思われることにも怯えて神経をすり減らしていました。
いま声をかけていいのか声をかけていけないのかの判断ができませんでした。忙しい上司に話しかける際にも「今忙しい」と言われたらどうしようとビクビクして、ウイズキーを景気づけに煽って話しかけて「今忙しい!」と語気強めに言われた際には傷ついて悲しくて全力で酒を飲んだ記憶があります。
実際この課題の分離について悩んでいる方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。私が考えるこの問題についての解決策をいくつか書いていこうと思います。

①基本方針は「ガンガンいこうぜ」
やらない後悔よりやった後悔という言葉が巷にあふれていますが、私はこの言葉がとても好きです。共依存でなければガンガンおせっかいした方が自分のためになるというのが私の考え方です。
そして、必要があれば、心を無にしてガンガン相談をしてください。しなければ「なんで相談しなかったんだ」と後々怒られてしまいます。
例えば、先ほどの上司への相談のケースでいえば、ガンガン攻めたほうがいいです。少しうざいと思われるくらい攻めたほうがいいと思います。なぜなら、そのとき話を聞き入れるか聞き入れないかは相手の課題だからです。
他人がその話を今聞く余裕があるのかないのかそれはどうしてあなたにわかるのでしょうか。たとえ誰かと会話していたとしても、あなたが持っている案件がそれ以上に重要で緊急性を要するものであれば間違いなく上司は話を中断してあなたの話を聞くはずです。あなたはどうして上司があなたの相談を聞いてくれるかくれないかを判断することができるでしょうか。考えるだけ無駄です。
特に、ビジネスの場でしたら「相談しようとした」という証跡を残すために「折り返しが欲しい」という置手紙を置いてもいいくらいです。
「自分の身を守る」ためにもやるべきことはガンガンやりましょう。

②甲高い「はーい!」を使え
人間は平気で他人を傷つけられますが、自分側は弱いものです。
ガンガン攻めながら、自分の身は自分で守らなければいけません。
攻めながら守るディフェンディングアタックこそ甲高い「はーい!」です。
断られたら「はーい!」とか「また来まーす!」とか高めのトーンではっきりと言ってください。嫌味なくです。これを使えば相手にとって悪い気はしません。自分もやや強めの声を出しているので「負けた」気がしないので自尊心が傷つけられにくくなります。強い声を出すことで心をガードすることができます。
自分の課題と相手の課題を分離することを述べているのですが、たとえ相手の課題と割り切ったとしても、断られる傷も積もれば山となりますので、少しでも傷を浅くする自分への配慮はしても良いと思っています。

③相手はあなたのことを大して気を止めていないことを理解する
相手にとってあなたは大した存在ではありません。
恨まれていると思っても全く恨まれていないこともあります。
あなたはあなたが作り上げたイリュージョンを信じているだけです。
あなたが回復する処方箋は気まずい相手に「積極的に声をかけに行く」ということです。何回か会話しているうちに、仲良くなって気まずい感じがなくなります。
さらに先ほどの、上司に声をかけに行って結構冷た目にあしらわれているケースでも、そのときたまたま超忙しくて冷たくあしらっただけで、実際はあなたのことを好きでも嫌いでもないケースが多いです。時間を置いて声をかけに行ったり、メモを置いたり、秘書に時間が空いている時間を聞いておくようにしましょう。

以上が、自分の課題と相手の課題を分離する方法や心構えでした。
ぜひ日常で使ってみてください。

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