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今回のNewsPicksの2023年の女性活躍の討論で、俯瞰で考えると安心を与えたいと言うメッセージ性が見えた

今回、NewsPicksの1年の振り返りに近い内容として、女性の社会進出についてのテーマで取り上げられており、興味がありました。
そして、メンバーが、かなりメッセージ性が強い人選であり、NewsPicks側の本気度を感じられたので、改めて参考になる部分が多く、本当の課題は表面だけではわからないと思ったのでnoteの記事にしました。

今回も番組の内容紹介をした後に、私の伝えたいことを記載します。
下記URLを参考ください!
とにかく今回は、丁寧にいきたいのでめちゃくちゃ長いです


まずは番組紹介

今回はとにかく木嵜さんが気合い入っていた(笑)

「2023年、女性活躍は進歩したのか?」
今日、始まる前に木嵜さんと話した時に、「今日は、絶対盛り上げてくださいね!」と声がけされて、「何かあったのかな?」と思ったら、
このあと話を聞くと理解できます。

木嵜さんが気合い入りまくってました。
「2023年、女性活躍は進歩したのか?」というテーマだからなのでしょうか?
女性の管理職の割合が30%以上の企業は10%を切っています。
性別に関係なく配置や評価をしているという事が推進のために行なっていること

俯瞰した状態で話を聞くと本当にいろんな課題がわかってきた

進め方はいつものように進歩したのか?の問いかけの後に、どうやって女性活躍を前に進めるのか?という課題に対しての解決策の話になります。
とにかく、感じたのは、やはり色々な背景の人たちなので考え方や意見が複数の方向性であること、だけど目指すところは同じということが面白かったです。だからこそ、「俯瞰の目線で討論を見ると更にいろんな課題が見えるよね。」と思いました。

今回のメンバーは色々な背景の色々な角度で言える論客

話を進める前に論客のご紹介
まずは、申真衣さん

東大、ゴールドマンサックス出身、上場企業の取締役を勤めながらモデルもされてます

今回は、申真衣さんがUPDATEに初出演ということでした。
OFFRECOで、元ゴールドマン・サックスの回に出ていたから、こっちも出演しているイメージだったのですが、意外でしたね。

この後、木嵜さんから、「申真衣さんを狙っていた」と話されていたので、そういうことだったのかと思いました。木嵜さんが申真衣さんにキングオブコメントを取らせたいと宣言。結果として、とれたのでしょうか

続いて、大室先生

複数の企業の産業医を担当されている大室先生

OFFRECOでも出演されている大室先生。
お話を聞いているとやはり、安定感がありますね。

そして、ハヤカワさん

経営者でありながら、インフルエンサーでも活躍されています

これまでランジェリーブランドの「feast」やフェムテック事業を展開する「ILLUMINATE」を立ち上げてきて、更にそのプロジェクトはユーグレナのグループに入り、サステナブルブランド戦略室ブランドマネージャーを務めています。堂々と話されている姿にとても、関心します。

最後は、mederi株式会社の大池さん

オンラインピルの事業を行うmederiの取締役担当である大池さん

女性向けのオンラインピル企業の取締役として、自分以外は全員女性社員である事がすごい珍しい状態ですよね。

大池さんの後ろで、拍手しているのが、私です。
相変わらず、ぼやけて見切れていますね。 笑

顔が半分しか映らない 笑

先ほど挙げたように今回は、かなり特殊な背景の方々が参加されています。

①会社の経営者であり、モデルをやられている申真衣さん
②複数の企業の産業医をやられている大室先生
③フェムテックビジネスの女性活躍を推進している早川さん
④オンラインのピルビジネスの男性執行役員である大池さん

このメンバーを見ると、とにかく「メッセージ性が強い方々がご参加されたな」と思いました。
まさしく、NewsPicksが何を伝えたいのか?それを考えせられるメンバーだったと感じます。

2023年の女性活躍についての進歩はしているか?の問いには全員「Yes」だけど、ゆっくりしていると回答

「亀の歩み」厳しい意見ですね
環境は進歩したという結果に
きっとYes!
YES→ゆっくり進歩と回答

この回答から、改めて皆さん進歩は感じているけど、ゆっくりであることに少し不満があるようでした。

みんなやっているという数の重要性も日本では、結構重要

ユーグレナはほぼ全員育休をとっているとのこと

ハヤカワさんから、ユーグレナはパートナーが出産したら、育休を取る流れになっており、それが当たり前になっているとの発言

男女の賃金の格差はフレキシブルな働き方の格差を選ぶペナルティであると説明

ノーベル経済学賞を取得したクラウディア・ゴールディンさんの内容で男女格差は、働く時間を減らすことで、結果的に責任のある仕事から離れて賃金が安くなることで説明ができると申真衣さんが紹介。
だからこそ、企業は男女関係なくフレキシブルの仕事を選んでも責任のある仕事を選べるようにできる環境を整えることが重要になってくると説明を展開。

取締役という決定する職に女性を就かせる事が良いかも

大室さんからは、制度ができても使っても良いか?様子を見ている状況であり、15%を超えると「みんなやっている」ということで、一気に広がっていく、そうなっていく傾向が日本の文化にある。との意見が

女性にとって選択肢が増えたという環境は進歩した

大池さんからは、女性活躍や制度を導入している制度を取り入れている企業が増えてきて、環境は整っているけど、進歩したかは疑問です。と話しておりメディアの力で数が重要であるとのことが皆さんの認識になっていました。

多様性を重視している企業が本当は多様性を推進していない

今は、過渡期であると大室さんがいう一方で、大室さんから面白い出来事をお話し

ダイバーシティ推進室、ダイバーシティないじゃん

セミナーを2年前に実施した時に、よく聞く大企業のD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)推進室の室長が4社連続2児のママだったとのこと。その時に「ダイバーシティ推進室はダイバーシティないじゃん!」と思った。

これ結構、わかります。ダイバーシティを推進している企業で、推進している取り組みは、同じようなものも多く、「またこれやるの?」と思ったことは何度もありました。

ただ、一方で「他もやっているから」で進む日本社会の良いところでもあるんだろうなということは感じました。

2030年に向けてのやるべき取り組みは、個性や個人に寄り添った内容で意見が統一

男性陣は企業がどうしていくか?という制度や俯瞰の話がメインにあり、
女性陣は、個人側の意見になっていた気がします。

女性活躍をこれからスピードアップするために来年からどうすべきか?
たくさん情報を知って、選択肢をたくさん知ることが、夢を持ち、
自分らしさを知っていくということ
幼少期の時代から、女の子はこういったものだとインプットされて生きてきた
それが社会人になり解けされた
外資は後継者育成計画を立てている

最初は女性活躍の推進を見るときに、制度の有無から、管理職の割合を見るようになってきた。
その結果、女性管理職の数を増やすことにフォーカスしてしまい、部下がいない管理職や求められていない取締役をおいてしまいがちになってしまった。
今進んでいる企業は、マネージャーになるために、XXは△△で経験を積ませようと人事は2つ先の配置まで考えるようになっていった。

その時に、女性をマネージャーに育てる計画を立てていくことがつながっていくのではないかという案を出していきます。

育休や産休で休んだ時の代替手段を企業側が用意していない

女性たちが休んだ穴埋めを周囲は頑張って受け止めて、吸収するという考えではなくて、外注やツールを使って解決できるようにすべきだというハヤカワさんの意見。
これは、仕組み化とよく言う企業としては、耳が痛いですね。

大室さんは知っている事例が多い

超一流病院でも、看護師が風邪で休んだ際には、菓子折りを持って謝らないといけない風習が残っている。
それは、結局人手不足が理由であると言う話があり、少しずつ変わりつつあるのは、よくありますね。

実は、女性であると言うバイアスが、自分たちの選択肢を減らしている可能性もある

女性管理職登用には、個人のキャリアプランを持っていくことが重要

日本の女性として、このような人になりたいという管理職やロールモデルが少ないので、自分の社内のキャリアプランのイメージを掴みにくく、手を挙げづらい風潮もある。
これは、男性と女性関係なくですよね。すごいわかりやすいです。

女性は管理職になれないと思って、選択肢を狭めている女性もいるかも

そのためには、まず先に数が必要だと思う。

管理職は本当は長く働くことが目的ではなくて、意思決定をするという事が目的だよね

メンバーのモチベーションを上げたり、会社に利益をもたらすことが管理職であり、男性ではなくて、女性の方が強いこともあると言う大池さん
思い当たる節が本当に多いです。

女性の良さを実は気づいて欲しいということに話が動いていく

管理職は女性の方が向いていると思っている古坂さんの意見に全員がうなづく

育児や家事といった複数のプロセスをマネジメントして、やりきっている母親はすごいと感じている。

家庭円満の方が変数が多くて、女性が全てできるのは、やはり向いているよね。と言われるのは、そうだと思いました。
実は、ここに介護も入るよね。そこも気づいて欲しいと感じます。

昔の管理職の影響を受けて、敬遠している人も多そう
実は、管理職ほど時間に柔軟性があることに気づいてほしい
取締役を打診された時に木嵜さんはイメージがつかなかったけど
今の番組をやらせてもらえるならやりたいということでルールを変えた
決めていける事が増えていくと仕事の面白さが増していると感じる
もっと知って欲しい
数が、少なすぎることが理由になって高い下駄を今まで履いていたのが、
同じ下駄を履いている状態だよという解釈で捉えてほしい
東京はまだ、そのような取り組みができるが、地方だと凝り固まった人が更にいる
その人たちが蓋をしているのがとても強い

これは、地方の人間だからこそより感じますね。普通に「若いから」、「女性だから」と言うことで怒られることもよくあります。

働く女性たちにメッセージで本当に暖かさを感じた

最後に働く女性たちにメッセージを送ります。

本当に諦めないで欲しいと言う大池さん
管理職や経営者でも「モテます」気にしないでとハヤカワさん
文化が進んでいる欧米でも抜いているところは抜いている
完璧じゃなくてもいいし、やりたくないことも、自分で選んでもいいんだよ。
これだけは伝えたい。

多くの企業も頑張っている。女性たちも安心してチャレンジしてほしいことを伝えたい

すみません。またここから私の意見になります。
結局、最後まで番組の内容紹介をする形になってしまいました。
自分としては、ここまで話を見て欲しいからこそほぼ全て要約してしまいました 笑

約半分以上の企業が女性管理職を増やすことを宣言

実は、私も女性活躍に取り組むビジネスに携わらせてもらっており、
どれだけの企業が女性管理職を増やそうとしているか調べました。

実は、IRの女性活躍をまとめているサイトがないからこの本を買って地道に調査

2022年で主要1702社中まだ、300社までしか調べ切れてませんが、
55%が女性管理職を増やす計画をIRなどで発表しています。
また、女性管理職の割合を発表している企業は91%でした。

こんな感じで地道に調査

自分としては、ここまで流れが起きているので、本当に後一押しなんだと思います。

実際にインタビューを聞いてみると自信がないと思っている女性が多い。

実は、私の2番目(2年目)の上司は女性であり、結構周囲が女性が多かったので、どう言うふうに思っているんだろうと、改めて今回の件を聞いてみると、やはり更に新しいことをするのに不安だし、サポートしてくれたり、相談できる相手がいないから、自信がないと話していました。(約50名にヒアリング。80%がそのように回答)

だからこそ、女性が安心できてチャレンジができる風土や環境ができることが活躍推進に繋がるんだろうなと思いました。

まとめ

キーワードは「安心感」

今回の女性活躍において、様々な背景の人たちが多様な表現や事例をお話ししてくださいましたが、最後のメッセージが一番重要だと思いました。
それぞれが「気にしないで」「選んでいいんだよ」「完璧じゃなくていい」「諦めないで」という背中を後押しする言葉で溢れているのがすごい印象的でした。
そういった内容を俯瞰してみるとやはり、女性としては、「安心」があることがとても重要になるんだなと言う事が、個人的に感じたものです。この記事を通じて読者の皆さんが、自分たちならどうだろうかと考えてくださると幸いです。

今回のテーマで、NewsPicks本気度をとてつもなく感じた

実は、今回見学することを木嵜さんに知ってもらった後に、感想を教えて欲しいと言うことと、盛り上げて欲しいというお言葉を私たちにおっしゃっていました。
更に今回の参加者を見たときに「あっ。かなり本気でこのテーマを来年含めて取り上げたいんだな」と感じたのでした。

木嵜さんだからできることに挑戦したなと感じた

私が今回のテーマと盛り上がり方、木嵜さんの気合いの入り方を見た時にすぐに頭をよぎったのは、「PIVOTとは思いっきり違う方向性だな」と思ったことでした。
そして、このテーマや進め方はゴリゴリでビジネスで学んでいくものをコンテンツしていく佐々木さんには、できなくて、一緒に気づいてみんなと一緒に頑張っていく木嵜さんだからやれたテーマや進め方だと感じたのです。

驚いたのが、番組のスタッフの成長スピードと気配り力の高さ

以前、今のNewsPicksを応援したくて、一緒に作り上げたいと書きました。その内容は以下の記事でいくつか反響があったものでした。

私は、NewsPicksのMeets AIでいくつか楽しくやっていましたが
番組見学は約半年、離れていました。
久しぶりに見学した時に驚いたのは、以前関わっていたメンバーの段取りと、配慮の高さでした。無駄がなく、洗練されたように感じます。
ここは、前回の時にはなくて、すごい短期間で成長されて、番組のクオリティが上がったように受けました。

NewsPicksの方向性は「ここでいくんだ」と言う宣言にも見えたし、今の日本に必要なのはこの方向性だと共感した

ここまで、作り上げてきて、多様性でいくことを進めていくことを目指していくとここまでいけるんだと驚いた形です。
改めて、NewsPicksを応援して良かったと思います。
NewsPicksを一緒に育てていきたいと言う親の気持ちで応援していたのが、今回の番組で共感して一緒にやっていきたいと言う思いに強く変わった出来事でした。
自分としては、これからもできることをやっていきたいと思います





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