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自分に似合う服って何?を考える〜後編〜

最近ツイッター上で、何かと話題に上がっているファッション座談会。

前々回の投稿で、前編に触れましたが、今回は後編をクローズアップ。

https://facy.jp/common_page/articles/3067

というものの、私が要約するよりも、本文を直接読んで頂いた方が、面白さが伝わると思いますので、こここでは割愛させて頂きます。

そして、本日、ファッションアナリストの山田氏のブログに、参加メンバーの1人の齊藤さん(@saito_d)が、座談会に向けて書いた原稿が紹介されています。


アラフォーのファッションは「夏は涼しく、冬は暖かい恰好」で良い


この原稿の内容が、非常に共感・感心する部分や、私が提案したいファッションとの共通点も多かったので、ここで断片的に一部抜粋してご紹介させて頂きます。


"そんななかで「いま我々世代が着るべき服は何なのか?」と問われた場合、その答えは【様々な生活シーンに合った服装を、その都度適切に取り入れていくこと】ではないかと思っています。非日常ではなく、実生活に則したリアリティ/実用性/機能性が必要なのです。"


"そんな「適材適所の服を意識的に着る」ということは、遡ってみれば日本の男性服飾史の礎を築いた「VAN」の創立者:石津謙介氏が提唱した「T.P.O」の概念そのものであり、(無地のアイテムを着用するという誤った認識で広がってしまった)「ノームコア」という言葉における、K-HOLEが最初に提唱した原義に最も近い考えなのではないかと考えています。"



"着ているモノで「なにか」を発信する必要がない、現代における極論として、「夏は涼しく、冬は暖かい恰好」。
これこそが、僕ら世代に一番大事なファッションではないかと思っています。
そして、それこそが一番カッコイイのです。冬に寒がっている人はダサいのです。"


この内容をそのまま私が提案したいファッションのコンセプトにしようか!というくらい、的を得ている内容であり、これからのファッションに必要な要素がたくさん含まれていると感じています。


アパレル業界を変えるのは、アパレル業界人ではない


齊藤さんはアパレル業界人ではないですが、これからのアパレル業界に必要なことを無意識的に感じ取っていらっしゃると思います。

私の周りにいるアパレル業界人は理解できない内容かもしれませんが、もはや世間は今までのアパレル業界人の提案など見向きもしなくなります。

(現にすでにそうなっているかもしれませんが。。。)


今のアパレル業界を変えるのは、他業界からの意見や、より消費者とダイレクトにコミュニケーションと取り、消費者に限りなく近い場所にいれる人ではないでしょうか。

また、齊藤さんは、昨今のトレンドワードである「ノームコア」についても、業界人よりもわかりやすく、正しく説明されていますので、こちらもまたの機会にご紹介したいと思います。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!


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